新しく仮想通貨投資を始めようとしている方に、僕が必ず伝えている事があります。
それは…

なぜ仮想通貨投資をする場合、複数の取引所口座を開設するべきなのか。
今日はその理由について説明していきたいと思います。
もしこの記事をお読みの方で、
仮想通貨取引所を1ヶ所しか登録していないという方がいたら要注意です。
複数の仮想通貨取引所で口座開設を行うべき3つの理由
仮想通貨取引所の破産やサーバーダウンのリスクを分散
『すべての卵を一つのカゴに入れるな』
という投資の格言があります。
卵の入ったカゴを二つ以上に分けることで、万が一、片方のカゴを地面に落として割れてしまっても、もう一方のカゴには影響がありません。
そのため、リスクヘッジ、リスク分散をすすめる言葉として広まっています。
仮想通貨投資についても同じことが言えます。
仮想通貨取引所Aという1社に資産を集中させて保管していた場合、
その取引所もしくはあなたの口座が、悪意のあるハッカーによってハッキングされてしまったら、預け入れていた資産が全てなくなってしまう可能性があります。
しかし仮想通貨にはそのような仕組みや制度はまだありません。
2018年頭、coincheck(コインチェック)は不正アクセスを受け、大量のNEMを紛失してしまいました。
顧客はcoincheck(コインチェック)に預けていた資産を一定期間、取り出すことができなくなってしまったのは記憶に新しいですね。

不正アクセスされた仮想通貨をコインチェックはハッカーから取り戻すことはまだできておりません。
しかし、coincheck(コインチェック)は顧客に対して自己資金で全額補償を行いました。
現在は、大手証券会社のマネックスグループによってコインチェックは買収され、財務体質やセキュリティはさらに改善し、安心できる取引所として復活を遂げています。
各通貨に関して好材料や悪材料が出た際、取引所にアクセスや注文が殺到すると、取引所のサーバーがダウンすることがあります。
価格が大きく動く際は取引を行なって値幅を取るチャンスでもあるのですが、アクセスできない場合は機会の損失に…。
取引所が複数あれば、サーバーダウンしていない取引所を利用することで取引を行うことが可能となります。
取引所を過信せず、取引所に保管する資産はできるだけ、他の取引所にも分散することが重要だと考えます。

- 仮想通貨取引所を1ヶ所しか作っていない方
- これから仮想通貨投資を始めようと考えている方
上記の方は、少なくとも3ヶ所以上で口座開設することをオススメします。
取引所毎に異なる取り扱い通貨
仮想通貨取引所毎に取り扱う通貨が異なります。
国内取引所では、コインチェックやZaif(ザイフ)が多くの銘柄を取り扱っています。
しかし、その取引所でしか購入できない仮想通貨があったりします。
- NEMを購入できるのはZaif(ザイフ)
- Liskを購入できるのはbitFlyer(ビットフライヤー)

いざ購入しようとしたところで取引所の口座を開設していなければ、口座開設に時間がかかってしまい買いのチャンスを逃してしまう可能性があります。
取引に慣れてきた方は、
国内で取り扱いのない銘柄を多数取り扱っているBinance(バイナンス)という取引高世界一の海外取引所も活用していきたいですね。
取引所の独自サービスやキャンペーンを上手に活用しチャンスを広げる
通常の取引以外で各取引所によって行なっているサービスやキャンペーンが異なります。
多くの取引所の口座を開設し、その取引所毎の強みをうまく活用して行くのがオススメです。

bitFlyer(ビットフライヤー)
- ビットコインFX
- 無料でビットコインがもらえるサービス
レバレッジを最大15倍にすることができる、チャートが見やすくて取引がしやすい、スプレッドが低いや手数料が安いという点から、
ビットコインFXをするならビットフライヤーがおすすめですね。
また、ビットフライヤー経由でお買い物や申し込みをするだけで、ビットコインがもらえるというお得サービスもあるんです。
coincheck(コインチェック)
- 豊富な取り扱い銘柄
- 世界一使いやすいサイト&アプリ
- 貸仮想通貨
コインチェックのアプリは見やすくて使いやすい為、スマホでの相場の確認に毎日活用させてもらっています。
特に、男性だけでなく、若い女性ユーザーが多いのも、スマホアプリが使いやすい証拠ですね。
今回のコインチェックのスマホアプリのアップデート素晴らしい!
ウィジェットに銘柄毎のロゴが追加されて見やすく賑やかに。最高。 pic.twitter.com/TNBCwRjVB8— ポイン@ハイパーニート (@poipoikunpoi) 2017年6月22日
コインチェックには、貸仮想通貨という銀行でいう定期預金のようなサービスがあります。
手持ちのビットコインなどの仮想通貨を取引所に貸し出すことで金利収入を得ることができるんです。

Zaif(ザイフ)
- コイン積立
- 幅広い銘柄の取り扱い
ザイフには、コイン積立という銀行口座から毎月自動引き落としを行い、自動積立を行うサービスがあります。
仮想通貨の購入において最もリスクの少ない買い方であり、安定した取引を行うことができます。
僕も2017年の9月から始めてみました。

bitbank(ビットバンク)

引用元:bitbank公式サイト
bitbank(ビットバンク)の魅力は何と言っても取引手数料が無料というキャンペーンです。
他の取引所が手数料をとっている中、bitbankで仮想通貨を現物で売ったり買ったりしても手数料がキャンペーン期間は一切かかりません。
僕は、bitbankを上手に活用させてもらっています。
まとめ:仮想通貨取引所は複数、口座開設しよう!
複数の仮想通貨取引所を口座開設すべき理由を紹介いたしました。
以上が、仮想通貨取引所の口座を複数作る大きな3つの理由です。
この他にも…
- 買値の安い取引所で購入し、売値の高い取引所にコインを移して売りぬけるアービトラージ(裁定取引)ができる。
- 日本円に出金する際に、上限金額がある取引所がある。(コインチェック:一日の出金上限5,000万円まで)
などなど取引所口座を複数作るメリットはたくさんあります。
多くの取引所で口座開設を行うデメリットはほぼありませんので気軽に口座開設が行えます。

そうですね、敢えてデメリットをあげるとすると…うーんと…。
下記の3つぐらいですかねぇ。
- 取引所からのメールが増える
- 取引所の登録手続き手間がかかる
- パスワードを管理する数が増える
ただ、これらは大きな問題にはなりません。
- 届いたメールは既読スルーでOK。
- 一つの取引所の口座開設時間が5分ほどなので、隙間時間を見つけて1日少しずつ登録して行く。
- パスワードの管理が大変なら、パスワード管理アプリを活用する。
パスワード管理はエクセルで独自にまとめている人もいれば下記のようなアプリを活用すると便利です。
取引所を複数開設する場合は、必ず取引所毎にパスワードを変えるのが超重要です。
万が一、一つの取引所でメルアドとパスワードが漏れてしまった場合、他の取引所も同じメルアドとパスで登録していたら芋づる式で不正アクセスされてしまう可能性があります。
さいごになりますが、
口座開設している取引所が多ければ多いほどチャンスは広がります。
仮想通貨取引所は全て開設しても良いくらいですが、上記で紹介した取引所だけでも口座開設し、上手に活用していきましょう。
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