SBIVCトレードから、取引パスワードが記載されたハガキが簡易書留で送られてきたので、入金を行い取引をしてみました。
SBIグループの仮想通貨取引所ということもあり、SBIVCトレードは使いやすい仕様となっています。
この記事では、SBIVCトレードの使い方(入金方法・買い方・売り方・出金方法)をわかりやすく解説して行きたいと思います。
公式サイト:SBI VCトレード
SBIVCトレードで仮想通貨を購入し利益を確定させるまでの手順
まず、SBIVCで利益確定し出金するまでの流れを説明するとこのような手順となります。
上記の図のように五段階のステップを踏む必要があります。
さらに上記の5つを細かく分類していくとこのようになります。
- SBIVCの口座開設・登録
- 簡易書留のハガキ受け取り①(口座開設完了のお知らせ)
- 簡易書留のハガキ受け取り②(取引開始のお知らせ)
- 住信SBIネット銀行からSBIVCに日本円を入金
- SBIVCで仮想通貨を購入
- SBIVCで値上がりするまで保有・保管
- SBIVCで仮想通貨を売却
- SBIVCから日本円を出金
8段階のステップになりましたが、どれも単純で簡単です。
全てPCやスマホで手軽に行えます。(スマホアプリは未リリース)
使い方に関してはこれから解説して行きますので、操作が不安な方は画像とともに一緒に進めて行きましょう。
SBIVCの口座開設がまだの方は、SBIVC公式サイトより口座開設手続きを進めてください。
公式サイト>>SBI VCトレード
口座開設の解説記事はこちらです。
SBIVCトレードの使い方説明
SBIVCトレードに日本円を入金する方法・入金の仕方
SBIVCトレードに日本円を入金する方法について解説していきます。
他の取引所とは異なり、SBIVCトレードは入金できる銀行が住信SBIネット銀行だけに限られているんです。
そのため、SBIVCトレードで取引が行いたい方は、必ず住信SBIネット銀行を利用する必要があります。
もし住信SBIネット銀行の口座をお持ちでない方がいたら取引所の口座開設を行うタイミングで、住信SBIネット銀行の口座も一緒に開設してしまいましょう。
SBIVCに入金を行うには、口座開設手続き後にSBIVCから送られてくる本人確認用のハガキ(取引開始のご案内)を受け取る必要があります。
取引開始のご案内に記載された取引パスワードの入力が、途中で必要となります。
では、ここからは、
- 自宅にハガキ(取引パスワード)が届いている
- 住信SBIネット銀行の口座がある
という前提で話を進めていきます。
まず、SBIVCトレード公式サイトにログインしてください。
メニューバーから『入出金』をクリックします。
『クイック入金』を選択し、
入金する金額を入力し『次へ』をクリックします。
取引パスワードを空欄の中に入力し、『完了』をクリックします。
続いて、住信SBIネット銀行のログイン画面へと自動で移動します。
ここでは住信SBIネット銀行の『ユーザーネーム』と『WEBログインパスワード』を入力しログインをクリックします。
続いて空欄部分に、住信SBIネット銀行の『WEB取引パスワード』を入力します。
その後、第三認証方法の入力もしくは、スマート認証で認証作業を行います。
以上で入金手続きが完了です。お疲れ様でした。
『閉じる』をクリックし、元の画面に戻りましょう。
入出金画面に戻ると既に入金が反映されていました。
早くて驚きました。入金作業が完了して2秒くらいで張り付いた感じです。
- 入金はメンテナンスの時間を除き、いつでも可能です。
- 入金手数料は無料です。
SBIVCトレードで2段階認証を設定する方法
できれば入金を行う前、もしくは入金を行なった後に、最低限のセキュリティ対策である2段階認証(二要素認証)の設定を行いましょう。
万が一、悪意のある何者かに、あなたのログインIDやパスワードが漏れて知られたとしても、2段階認証を行なっていれば不正アクセスを防げる可能性が高まります。
2段階認証の設定は簡単に行えますので設定を行いましょう。
まず、メニューバーから『口座管理』をクリックし移動します。
『お客様情報』の『二要素認証』がOFFになっていると思いますので、『変更』をクリックします。
QRコードが表示されるので、あなたのスマホやタブレットでGoogle Authenticator(Google認証システム)を立ち上げ、読み取りましょう。
読み取った後に表示される6桁の認証コードを入力し『変更する』をクリックすれば設定完了です。
SBIVCトレードで仮想通貨を買う方法と売る方法(買い方・売り方)
- 成行注文
- 価格指定注文
SBIVCトレードでは、成行注文と価格指定注文の二種類の方法で仮想通貨売買を行うことができます。
成行注文・価格指定注文とは?
「成行注文」は、価格を指定せず売買したい時に適した注文で、提示価格に対して買い+5%、売り-5%以内であれば約定します。
成行注文の買付は発注する仮想通貨数量の1.05倍の買付余力が必要となります。相場状況によっては取引が成立しない場合があります。
「価格指定注文」は、任意の価格内で売買したい時に適した注文で、指定価格よりも有利な時は約定、不利な時は約定しません。
買い注文は指定した価格以下でのみ約定、売り注文は指定した価格以上でのみ約定となります。
買いの+20%を上回った価格、売りの-20%を下回った価格ではご注文できません。引用元:SBIVC公式サイトFAQ/よくあるご質問
ここで出てくる価格指定注文は、指値注文と異なります。
価格指定注文の場合、画面に表示されている買い価格よりも安い値段で注文を入れても約定しません。
価格指定注文(1XRP=99円)<買い価格(1XRP=100円)…約定しない
価格指定注文(1XRP=100円)≧買い価格(1XRP=100円)…約定する
成り行き注文であれば、サクッと手軽に注文した金額が約定しますが、タイミングによっては表示されている買い価格よりも高い金額で約定してしまうケースがあります。
このケースを避けるために価格指定注文で購入した方が安全です。
今回は価格指定注文でリップル(XRP)を買い注文してみたいと思います。
SBIVCでの購入手順
- 日本円で金額を指定して購入するか、仮想通貨の数量を指定して購入するかのいずれかを選択します。
- 日本円で購入する場合は購入金額を、仮想通貨の数量を指定する場合は数量を入力します。
- 成行注文か価格指定注文のいずれかを選択し、価格指定の場合は購入希望価格を入力します。
- 取引パスワード(ハガキに記載)を入力し、『コインを買う』をクリックします。
価格指定で注文を進めるため、購入価格には画面に表示されている買い価格(1XRP=35.7円)以上の金額を入力する必要があります。
買い価格より安い、35.6円以下の数字を入れて注文を行なっても、取引は約定せずに失効してしまいます。
今回は、表示されている買い価格(1XRP=35.7円)と同額の金額を購入指定金額として入力。
ハガキに記載された取引パスワードを入力し、『コインを買う』をクリック。
注文確認画面となるので、問題がなければもう一度『コインを買う』をクリックしましょう。
これでリップル(XRP)の購入作業は終了です。
購入や売却した後は画面上で簡単に、約定履歴や注文履歴を確認することができます。
売却する場合も流れは同じです。
上記の手順で『コインを買う』ではなく『コインを売る』を選択すれば、仮想通貨の売り注文を行うことが可能です。
SBIVCトレードから日本円を出金する方法・出金の仕方
SBIVCトレードにある日本円をあなたの銀行口座へ出金する方法について解説します。
まずはメニューバーから『入出金』を選択し入出金画面へと移動します。
『出金』を選び、『銀行口座を登録する』をクリックします。
住信SBIネット銀行に出金する方が手数料は安いです。
銀行情報を入力していきます。一度登録してしまえば次回以降は口座情報の入力は不要です。
口座情報を入力し、『登録情報を確認する』をクリックします。
そして表示された内容に問題がなければ『登録する』をクリックすれば、銀行口座情報は登録完了となります。
ご出金をする金額の部分に、出金金額を入力を行い、『日本円を出金する』ボタンをクリックします。
最後に、取引パスワードを入力すれば、出金手続きの完了となります。
問題なく出金処理がされれば、出金履歴に今回の処理の出金情報が表示されます。
後は入金処理が行われるまで、待てばOKです。
SBIVCトレードで仮想通貨を受け取る方法(受取の仕方)
SBIVCではこれまで仮想通貨の入出金ができませんでしたが、2018年末に入庫サービスが開始となりました。
実際にSBIVCへリップルを送金(入庫)してみたので、SBIVCへの仮想通貨送金の方法(やり方)をこちらに記載しておきます。
仮想通貨を送金するには入金先のアドレスが必要となります。
確認方法は、SBIVCにログインを行い、メニューバーにある「入出金」を選択。
入金画面で「現金」と「仮想通貨」のいずれかを選択できるようになっているので、「仮想通貨」を選択します。
注意書きを読み、送金には宛先タグが必須ということを理解した方はチェックボタンをタップ。すると、宛先タグとXRP入金の専用アドレスが表示されます。
宛先タグとXRP入金の専用アドレスをコピーし、出金元の取引所もしくはウォレットから送金を行いましょう。
僕は、bitbankからSBIVCにリップルを送金しました。bitbankでの送金方法のやり方は下記記事を参考にどうぞ。
bitbankからの送金を行ったら、1〜2分ほどでSBIVCに着金。さすがリップル、早い。
入金された仮想通貨は、ホーム画面の下部にある仮想通貨保有量の表へ反映されました。
SBIVCトレードから仮想通貨を送金する方法(送金の仕方)
これまで仮想通貨の出金はできませんでしたが、2019年1月末に出庫サービスの提供が開始。
SBIVCが提供するCool X Walletというハードウォレットに仮想通貨を移すことができるようになりました。
その他ハードウォレット・取引所には現時点では送金することができません。
不便ではありますが、セキュリティは堅牢と言えるでしょう。
Cool X Walletから別のウォレットへ送付することは可能です。
SBIVCトレードの使い方:まとめ
SBIVCトレードの使い方はお分かりになりましたでしょうか。
この記事を読んでも、SBIVCの操作でわからない部分があれば、下記のいずれかの方法で調べてみてください。
- このブログのコメント欄で僕に質問
- SBIVCの質問集を見る
- SBIVCに電話(平日日中03-6779-5110)で問い合わせ
SBIVCの更なる使いやすさ向上のためにも、スマホアプリリリースに期待です。
それ以外にも新しい仮想通貨の銘柄採用や新たなサービスの提供も待ち遠しい。
リップルの自動積立サービス始まらないかぁ。
公式サイト:SBI VCトレード
\SBIVCでリップルを買う/
コメント
コメント一覧 (2件)
指値注文を取り消したいのですが、取り消し方法がわからない。
Masayukiさん
ご質問ありがとうございます。
指し値注文を取り消したいとのことですが、SBIVCでは成行注文もしくは価格指定注文のいずれかで取引することになります。(2018年8月時点)
価格指定注文は指値注文と異なり、すべての注文数がすぐに約定しなかった場合は取引内容が失効となってしまいます。
おそらく、Masayukiさんの注文履歴の内容を見ると、全失効という表示になっているのではないでしょうか?すでに失効しているため、注文内容を取り消しすることはできないと思われます。
価格指定注文で購入する場合は、表示されている買い価格以上の価格を指定して注文してみてください。