
どこに行けば仮想通貨を買えるのでしょうか?
先日、Twitterのフォロワーの学生から未成年でもビットコインを購入できるのかという質問を頂きました。
高校生の彼はツイッターで仮想通貨の存在を知り、興味を持ったようです。
高校生なのに仮想通貨に興味を持つなんて偉すぎる…。
しかし…
- 何歳から仮想通貨の取引所口座を作れるのか
- 未成年である高校生でもビットコインを購入できる取引所はあるのか
という答えがわかりませんでしたので、この機会に調べてみることにしました。
高校生(未成年)でも仮想通貨取引所でビットコイン(仮想通貨)を購入できる
まず、結論。
未成年の高校生でも仮想通貨の口座開設は可能です!
口座を開設できるということは、取引所に日本円を入金して、ビットコインなどの仮想通貨を購入することができるということ。
未成年者(高校生)だけでは、仮想通貨取引所の口座開設はできません。
親の承諾や同意書や身分証明書などの提出が必要になってきます。
親御さんの承諾と取引所の承認作業に問題がなければ19歳、18歳、17才、それ以下でも大丈夫です。
もちろん高校生だけではなく、中学生や小学生、学校に行っていなくてもビットコインの購入が可能です。
人気の高い下記の取引所で、未成年者である高校生でもビットコインを購入できるのか調べてみました。
高校生(未成年者)が主要取引所でビットコインを買えるのか調査
ビットコインなどの仮想通貨を購入できる場所は、仮想通貨取引所です。
各取引所のHPを見にいき、取引所の口座を作成できるのかについて調べてみました。
フィスコ仮想通貨取引所は未成年でも口座開設可能
金融情報サービス提供会社の株式会社フィスコが運営する「フィスコ仮想通貨取引所」であれば、
未成年でも高校生でも、仮想通貨取引所の口座開設をすることが可能です。

- 親権者の同意書
- 親権者と登録者本人との続柄が確認できる証明書(戸籍抄本、住民票、健康保険証、母子手帳などいずれか)
- 登録者本人の身分証明書(学生証もしくは運転免許証)
未成年の方がフィスコで口座開設を行う場合、上記の資料が必要となります。
親権者であるご両親に同意書を書いてもらう必要があります。
親御さんにお願いをして、準備してもらいましょう。
親権者の同意書データはこちら。
bitbank(ビットバンク)は未成年の高校生の口座開設NG
今までは未成年者でもbitbankで新規登録が可能でしたが、
2018年の夏に規約が変更となり、未成年者(20才未満)の口座開設ができなくなってしまいました。
取引手数料が無料のbitbank(ビットバンク)。
bitbank(ビットバンク)では未成年でも口座開設が可能となっています。
ただし、本人確認書類のほかに保護者の方の同意が必要です。

引用元:bitbank(ビットバンク)公式サイト
- 保護者の直筆の委任状(書式自由)
- 保護者の方との関係を証明する書類(健康保険証、住民票など)
委任状の書式は自由となっています。これって逆に難しいですよね…。
高校生や未成年の方が委任状を作る機会って無いと思うので他の取引所の承諾書や同意書を真似て作って見ましょう。
ビットフライヤーの承諾書がシンプルなので宛名を加工して利用してみるのがいいかもしれませんね。
書式は自由なので手書きでも問題ありません。
手数料が無料でお得なbitbank(ビットバンク)はリップル(XRP)も購入可能なため、ぜひ開設しておきたい取引所です。
コインチェックは未成年の高校生は口座開設不可
コインチェックでは未成年者が口座開設する場合、本人の身分証などとは別に保護者の同意書が必要になります。
4 当社は、登録希望者が、以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、登録を拒否することがあ ります。
(1) 当社に提供された登録情報の全部又は一部につき虚偽、誤記又は記載漏れがあった場合 (2) 未成年者、成年被後見人、被保佐人又は被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、保佐 人又は補助人の同意等を得ていなかった場合
参照元:コインチェックの利用規約
法定代理人とは、保護者のことです。
この同意書は、公式HPからアカウント作成する際にダウンロードすることができます。
『コインチェック 未成年』と検索しても保護者同意書のデータが出てきました。
Zaif(ザイフ)は高校生の口座開設NG

引用元:Zaif公式サイト
Zaif(ザイフ)では未成年者が口座開設する場合、本人の身分証などとは別で、親権者(未成年後見人)と未成年者との続柄を確認できる証明書、保護者の同意書が必要になります。
未成年者の方でも本人確認はできます。
ただし20歳未満未成年者の方は、親権者(又は未成年後見人)とご本人の続柄を確認できる証明書類、
およびご本人確認のための本人確認書類、親権者の同意書が必要となります。参照元:Zaif
この続柄を確認できる証明書というのは、下記資料です。いずれかの資料が必要となります。
- 住民票
- 戸籍妙本
- 健康保健証※但し「夫、妻、子」等の続柄が記入されているものに限ります。
- 母子手帳
続柄を確認できる証明書に親権者が一人しかいない場合は一名でも大丈夫です。
ビットフライヤーは未成年の高校生の口座開設NG

引用元:bitFlyer公式サイト
ビットフライヤーでは未成年者が口座開設する場合、本人の身分証などとは別で、保護者の同意書(原本)と保護者の顔写真付きの身分証が必要になります。
当社では利用規約第3条4項2号に基づき、未成年の方によるアカウント作成には下記書類の提出をお願いしております。
- 承諾書(下記URL よりダウンロードしてください)への署名捺印(原本)保護者の承諾書
- 保護者の方の顔写真付本人確認資料(写)※氏名、生年月日、住所、顔写真が掲載必須項目です。
上記2点を当社宛に郵送いただきますようお願い申し上げます。
上記書類の受領確認までは、アカウントをご利用頂くことができませんので、あらかじめご了承くださいませ。
参照元:ビットフライヤーQ&A
保護者の同意書は原本が必要になりますので、
ビットフライヤー宛に郵送することになります。
まとめ
未成年の高校生でもフィスコ仮想通貨取引所であれば、
ビットコインなどを含む仮想通貨を購入することができることがわかりました。
一覧にしてみましたので、未成年の方は口座開設の参考にご利用ください。
取引所 | 未成年の高校生 | 年齢制限 |
フィスコ仮想通貨取引所 | OK | 制限なし |
bitFlyer(ビットフライヤー) | NG | 制限なし |
Zaif(ザイフ) | NG | 制限なし |
coincheck(コインチェック) | NG | 制限なし |
bitbank(ビットバンク) | NG | 20歳以上〜 |
GMOコイン | NG | 20歳以上〜 |
DMMビットコイン | NG | 20歳以上〜74歳以下 |
QUOINEX(コインエクスチェンジ) | NG | 20歳以上〜 |
BITPoint(ビットポイント) | NG | 20歳以上〜 |
(2020年6月14日時点)
ビットコインが買いたい!と思う未成年諸君は、保護者に承諾書を書いてもらうために、
親を説得する必要があります。
仮想通貨の仕組みやビットコインについて親に対して熱く語れる必要があるかもしれません。
仮想通貨投資にはデメリットもあります。
- 仮想通貨のハッキングリスク
- 勉強に支障が出てしまう可能性
- 儲けが出たら金銭感覚が狂ってしまう可能性
上記のような心配を親世代は考えるかもしれません。
この辺りのことを理解した上で、
それでも大丈夫だと思う方のみビットコインを購入するようにしましょう。
若くしてビットコインを買うことはデメリット以外にもメリットもあります。
仮想通貨を購入することで、
- 最先端であるブロックチェーンの技術に触れることができる
- 投資を行うことでマネーリテラシーを得られる
- 仮想通貨関係の知り合いや友達ができる
- 投資で失敗や成功を若くからすることで、そこで得た知識や経験を将来に役立てることができる
- 仮想通貨が世間一般に使われ始まる前に購入できる。
などなど。メリットはたくさんあります。
目指せ、高校生億り人!
もし自分に子供がいて、勉強のために仮想通貨のトレードがしてみたいなんて言われたら、
めちゃくちゃ嬉しいけどなぁ。
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これは面白いですよ。これから投資を始めようと思っている方におすすめ漫画です。
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