NFTを買う際に失敗したくないな。NFTを買う時の注意点を教えて?
この記事で注意点を解説していくね
NFTを始めたばかりの頃は、NFTを買う時に不安な気持ちになりますよね。
NFTを買う時の注意点を知っているだけで大損するリスクを避けることができます。
この記事では、NFTを買う時の注意点を8パターンご紹介していきます。
–この記事を書いている人–
- 暗号資産 投資歴8年目
- NFT 投資歴3年目
- BTC・ETHを1,000万円以上保有
- FP2級・日商簿記2級・宅建保有
- 音声配信Voicyパーソナリティ
- Twitterフォロワー2万人超え
- NFT「Cute Pigs」を運営
- Kindle本2冊がベストセラー
- 詳しいプロフィールはこちら
NFTを買う時の8つの注意点
NFTを買う時の8つの注意点について一つずつ解説していきます。
- 注意点1:偽Mintサイトに気をつける
- 注意点2:偽物に気を付ける
- 注意点3:偽アカウントに気をつける
- 注意点4:購入時にガス代がかかる
- 注意点5:価格が下がる可能性がある
- 注意点6:著作権がある
- 注意点7:ラグプルする可能性がある
- 注意点8:売買の利益に税金がかかる
注意点1:NFTの偽Mintサイト
上記画像に貼られているURLは詐欺サイトへ誘導するリンクです。
- 知らない方から届いたDM
- メンション付きのツイート
- リプ欄へのコメント
これらに貼られているURLは偽のMintサイトの可能性が高いので注意が必要です。
Mintサイトは公式TwitterやDiscordの発信を確認するようにしましょう。
偽MintサイトでNFTを購入すると、ウォレット内の仮想通貨やNFTが盗まれます。
リカバリーフレーズを聞かれても、絶対に誰にも教えてはダメ
万が一に備えて、メタマスクは複数作成するのがおすすめです。
余裕ができたらハードウェアウォレット(Ledger Nano S Plus)の導入も検討してみましょう。
注意点2:NFTの偽物
NFTはコピー作品などの偽物を簡単に作ることができます。
OpneSeaでの検索バーでの検索は偽物が出てくる可能性があるので注意が必要です。
OpneSeaで「Aopanda Party」を検索したら、4つのコレクションページが表示されました。
どれが正しいコレクションページなのか判別が難しいです。
NFTを買う時はそのコレクションの出品者、取引量、直近での取引、人気コレクションなら認証マークの有無を確認してみましょう。
注意点3:偽アカウント(偽者)
ハラペーの偽アカウントが大量に発生しています。
この偽者は偽Mintサイトに誘導するツイートを行っています。
このようにTwitterは偽アカウントを簡単に作成することが可能です。
お金を出せばフォロワーを購入することができるので、そっくりなアカウントが作れます。
- 自分がそのアカウントをフォローしているか
- 共通の友人・信頼できる人がそのアカウントをフォローしているか
- 過去のツイート内容
本物かどうかの判別は上記のポイントを確認するようにしましょう。
Twitterに有料課金をすることで青色の認証マークをつけることができるようになりました。
しかし、偽アカウントに認証マークがついている可能性もあるので注意が必要です。
詐欺師が運営のふりをしてTwitterやDiscordであなた宛に偽サイトなどのDMを送る手法もあります。
DiscordのDM設定は受け取り拒否の設定にしておきましょう。
注意点4:NFT購入時のガス代
NFTを購入するときにはガス代という手数料が発生します。
ガス代はタイミングによって金額が変動します。
高騰している時にNFTを買うと、ガス代が普段以上にかかります。
できればガス代が高くないタイミングを狙って購入するようにしましょう。
EtherscanというサイトのEthereum Gas Trackerでガス代の目安を確認することができます。
現在のGweiの数値がHistorical Gas Orace Pricesの平均値よりも高い(差が大きい)場合は注意が必要です。
注意点5:NFTの価格下落リスク
NFTの価格は変動します。
高値更新を続けて価格が上がり話題になるNFTもあれば、逆に価格が下がるNFTもあります。
損をしてしまう可能性もあるので、NFTの購入は余裕資金で買うようにしましょう。
ちなみに発売されたばかりのジェネラティブのNFTコレクションはリビールが行われる場合があります。
絶対ではありませんが、一般的にリビール直前のNFTは高騰し、リビール後に価格が下落する傾向があります。
注意点6:NFTには著作権がある
NFTには著作権が存在します。
NFTを購入したとしても、購入した作品でグッズ化を行うなど営利目的で利用することは原則できません。
各プロジェクトごとに権利や使用できる範囲が異なるので、コレクションの運営者・関係者に確認してみましょう。
NFTコレクションの中には「CC0」(クリエイターコモンズゼロ)といって、クリエイターが著作権を放棄したNFTコレクションも存在します。
注意点7:NFT運営者のラグプル
初期セールでお金を集めた後に突然Twitterアカウント削除・Discord閉鎖して、NFTコレクションの運営がいなくなることがあります。
このように運営が売り上げを持ち逃げする行為を「ラグプル」(Rug Pull)と言います。直訳すると絨毯を引くという意味です。
誰がやっているかわからない運営メンバーが匿名のプロジェクト、デザインが他のコレクションに類似しているコレクションなどがラグプルになることが多いです。
注意点8:NFT売買の利益に税金
NFTを購入した際に決済した仮想通貨・NFTの売買で生じた利益は税金計算の対象です。
確定申告をせずに税金を支払わない場合、追徴課税が発生し税金を余分に支払うことになる場合もあります。
売却後の税金も考慮してNFTを購入するようにしましょう。
>>(国税庁)NFTやFTを用いた取引を行った場合の課税関係
NFTの注意点を知っていれば大損することを避けられる
NFTは楽しい・儲かるなどメリットの部分にだけ目を向けるのは危険です。
上記で紹介した注意点を意識して大損するリスクを減らしましょう。
NFTや仮想通貨界隈には悪い人や詐欺師がたくさんいます。
- あなただけ特別に販売
- いまだけ限定セール(カウントダウン)
- 日本語が変、怪しい
- シードフレーズの入力を求められた
上記のようなパターンは詐欺の可能性高いので注意が必要です。
詐欺やハッキングに対する対策も重要となってきます。
さらに守備力を上げるために「NFTの詐欺・ハッキング対策」の記事もご覧ください。
まとめ:NFTを購入する時の注意点
- 注意点1:偽Mintサイトに気をつける
- 注意点2:偽物に気を付ける
- 注意点3:偽アカウントに気をつける
- 注意点4:購入時にガス代がかかる
- 注意点5:価格が下がる可能性がある
- 注意点6:著作権がある
- 注意点7:ラグプルする可能性がある
- 注意点8:売買の利益に税金がかかる
この記事ではNFTを買う時の注意事項をご紹介しました。
これらの注意点を知っているだけでも大損することを防げる可能性が高まります。
上記でご紹介した注意点を意識しながら、一緒にNFTでわくわくを楽しんでいきましょう。
NFTをこれから始められる方はこちらの記事を参考にご覧ください。
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