楽天プレミアムカードは楽天市場をよく利用する方が持つべきクレカ。特徴やメリットを解説

楽天プレミアムカードは楽天カード・楽天ゴールドカードの上位カードです。

このカードの大きな特徴は、海外の空港ラウンジを利用することが可能なプライオリティパスを無料で発行することができること。

そして旅行保険が自動付帯になり保険内容も充実し、楽天市場でのポイント還元率もUPします。

僕は仕事や旅行で海外に行くことが増える予定なので、楽天プレミアムカードを持つことを決めました。

旅行に全く行かない方であっても、楽天グループのサービスをよく利用する方であれば、楽天プレミアムカードを作成する価値は大いにあるでしょう。

この記事では、楽天プレミアムカードの特徴・メリット・デメリットについて解説していきます。

楽天プレミアムカードの概要

カード会社名	楽天カード株式会社
カード会社住所	東京都世田谷区玉川一丁目14番1号楽天クリムゾンハウス
ポイント還元率	1〜5%
年会費（初年度）	10,000円（税抜き）
年会費（二年目以降）	10,000円（税抜き）
発行費用	無料
利用可能額	最高300万円
締め日	月末
支払日	翌月27日（土日祝の場合は翌平日）
ブランド	MASTER,VISA,JCB
カードの色	ゴールド
家族カード	年会費500円（税抜き）
プライオリティパス	無料発行可
国内空港ラウンジ	利用可
国外空港ラウンジ	利用可（一部）
ETCカード（発行）	無料
ETCカード（年会費）	無料
ポイントプログラム	楽天ポイント

楽天プレミアムカードの年会費

一般的なゴールドカードと同等程度の料金です。

これらの魅力を考えると1万円の年会費は、僕的にはかなり安く感じます。

楽天プレミアムカードのポイント還元率

ただし、楽天市場でお買い物をした場合は、SPU（スーパーポイントアッププログラム）の特典で還元率は5％まで跳ね上がります。

基本ポイント1倍＋楽天カード+2倍+楽天プレミアムカード+2倍＝ポイント5倍（還元率5%）

その他の楽天サービスを利用して条件を満たしていればSPUによって還元率はここからさらに上がります。

僕の場合だと先日、SPUでポイント11倍（還元率11%）達成しました。

詳細はこの通り。

新たに楽天プレミアムカードを作ったことで、SPU10倍達成してた。楽天市場のアプリ使って買い物すれば、ここからさらに＋1倍に。

最近、楽天経済圏にずっぽりハマってる。次は楽天モバイルに手を出してみようかなぁ。 pic.twitter.com/edti0eKo2j

— ハラペー (@harapei2) 2019年1月30日

楽天プレミアムカードのメリット

楽天プレミアム会員のサービスが1年間無料

楽天プレミアムカードの保有者は、楽天プレミアム会員に一年間無料で加入することが可能です。

楽天プレミアム会員になると、楽天市場のお買い物で発生する送料がポイント還元されるなどの特典があります。

Amazonプライムの楽天版だと考えるとわかりやすいかも。

楽天プレミアム会員の制度は2020年11月30日をもって終了しています。

プライオリティ・パスが無料で利用できる

プライオリティパスがあれば、利用する航空会社や登場クラスに関わらず、世界140カ国500都市1,200カ所以上の空港ラウンジで利用することができます。

普通じゃ入れないラウンジでもプライオリティパスがあれば利用することも可能です。

プライオリティパスを利用して成田空港のKALラウンジへ。大量のおにぎりがありました🍙🍙🍙 pic.twitter.com/8R7x0PSCyR

— ハラペー (@harapei2) July 12, 2019

海外旅行・海外出張に行く際は、渡航先の空港や成田空港のラウンジで活用しています。

プライオリティパスを自費で発行しようとすると年会費429ドル（最上級のプレステージ会員）の費用がかかります。1ドル100円だと仮定すると、年会費は42,900円に。これが無料で発行されるのでかなりお得と言えますね。

プライオリティパス42,900円ー楽天プレミアムカード10,800円=31,100円のお得。

プライオリティパスが無料で発行できるクレジットカードは他にもありますが、その中でも、楽天プレミアムカードの年会費税抜き1万円は破格に安い金額になっています。

楽天プレミアムカード専用のトラベルデスクが海外に多数ある

旅行や出張で海外を訪れた際、じょうほう収集をしたり、お困りごとがあった時に相談ができます。

海外・国内の旅行障害保険が、安心の自動付帯

楽天カードでは、旅行代などをカード決済しないと保険が適用されない「利用付帯」でしたが、楽天プレミアムカードでは「自動付帯」となっています。

自動付帯とは、カードを持っているだけで自動的に保険に加入するものをいいます。

障害死亡・後遺障害	最高5,000万円
障害治療費用	1事故の限度額300万円
疾病治療費用	1事故の限度額300万円
賠償責任（免責なし）	1事故の限度額3,000万円
救援者費用	年間限度額200万円
携行品損害	年間限度額50万円（免責3,000円）
障害死亡・後遺障害保険金	最高5,000万円
障害入院保険金	日額5,000円
障害手術保険金	入院中に手術を受けた場合は入院保険金日額の10倍、それ以外で手術を受けた場合は入院保険日額の5倍
障害通院保険金	日額3,000円
ショッピング損害保険	300万円（購入日より90日以内）

楽天市場でお買い物した際、SPUで付与されるポイント上限が上がる

通常楽天カードを楽天市場で利用した場合、獲得できる上限ポイントは5,000ポイントまでです。

楽天プレミアムカードの場合は、15,000ポイントまで上限が引き上げられます。

ちなみに楽天ゴールドカードの場合は、上限5,000ポイントのままです。

楽天プレミアムカードの3つの選べるサービスからお得な特典をGETできる

1.楽天コース

毎週火曜木曜の楽天プレミアムカードデーであれば、ポイント+1倍となります。

基本ポイント1倍（1%）+楽天カード2倍（2%）+楽天プレミアムカード2倍（2%）+楽天市場コース特典1倍（1%）=ポイント6倍（6%）

2.トラベルコース

楽天トラベルでオンラインカード決済をすれば、ポイント+1倍になります。

3.エンタメコース

楽天TVの利用でポイント+1倍、楽天ブックスの利用でポイント+1倍になります。

楽天での買物や旅行よりも、楽天TVを見たり、楽天で本を購入される機会が多い方はエンタメコースを選ぶのが良いでしょう。

ETCカードが年会費無料

楽天プレミアムカードで誕生日月にお買い物をするとポイント+1倍増加

基本ポイント1倍（1%）+楽天カード2倍（2%）+楽天プレミアムカード2倍（2%）+誕生日月ボーナス1倍（1%）=ポイント6倍

ほかのSPUの特典と絡めると、ここからさらにポイント還元率はあがっていきますよ。

ただし、ポイントの有効期限は誕生日月の月末までなので早めに消化する必要があるので注意が必要です。

楽天プレミアムカードのデメリット

年会費が1万円かかる

年会費無料の楽天カード、年会費2,000円（税抜き）の楽天ゴールドカードと比較すると高く感じますね…。

カード	年会費（税抜）
楽天カード	無料
楽天ゴールドカード	2000円
楽天プレミアムカード	10,000円

ただし、楽天プレミアムカードの特典にメリットを感じる方であれば1万円というのは決して高くはないかと思います。

むしろ僕はプライオリティパスを年会費1万円で手に入れる事ができるというだけで、楽天プレミアムカードを持つ価値があると思っています。

基本のポイント還元率は正直そこまで高くない

楽天のサービスを利用すればポイント還元率は跳ね上がりますが、楽天と関係ないサービスでの決済では1%だけなので、ゴールドカードにしては物足りない部分があります。

楽天プレミアムカードは楽天グループ内のサービスで活用すべきです。

そのため、楽天のサービスをあまり利用しない方には不向きのカード言えるでしょう。

楽天プレミアムカードの作り方

→楽天プレミアムカード公式サイト

まだ楽天カードをお持ちでない方でも、もちろん作成することは可能ですよ。

既に楽天カードをお持ちの方は、e-navi上から変更できます。

楽天銀行カードとクレジットカード機能がセットになったカードをお持ちの方は、楽天プレミアムカードを作成することができません。

一度楽天銀行カードを解約して作り直すか、楽天カードを別で発行し、そのカードをアップグレードさせるしか方法はありません。わたしは後者のやり方で作成しました。（時間がかかります…）

まとめ：楽天プレミアムカードは旅行好き&楽天ヘビーユーザーにおすすめ

海外旅行好きで、楽天でお買い物をよくされる方であれば楽天プレミアムカードは検討の価値ありです。

僕も最近このカードを発行しました。作成した理由は、プライオリティパスの発行とSPUでの還元率アップが目当て。

これから使い倒してみたいと思います。