こんにちは、NFTクリエイターのCCC (@cryptocatclubb) ことクリプトキャットです。
総合売上100万円を超える「Crypto Cat Club」というNFTコレクションを運営してます。
今回はドット絵のNFTアートの作り方をまとめてみました。
ドット絵NFTクリエイターによる解説が、あなたのドット絵NFTプロジェクトを作る参考になったら幸いです。
ドット絵のNFTアートとは?
ドット絵ってどこか懐かしさを感じますよね。
もともとは、コンピューターの解像度が低かったころに使われた画像です
皆さんはスペースインベーダーをご存知でしょうか?
世界を風靡した日本が誇るテレビゲームのキャラです。
まさにドット絵人気の火付け役として知られています。
そんなドット絵がデジタルアートを唯一無二の存在にできる新しい形のデジタルアート、NFTとして人気です。
最古のNFTとして有名な CryptoPunks もドット絵で作られています。
こちらの CryptoPunk #5822 は約27億円で買われました。
シンプルなのに高額というのも、ドット絵NFTが人気の理由のひとつです。
そして「自分にも作れそう」と思わせてくれる親近感がありますよね。
それではドット絵クリエイターとして活動している私が、実際にドット絵 NFTアートの作り方をわかりやすく解説していきます。
この記事を最後まで読めばドット絵NFTが作れますよ。
ドット絵を作るおすすめアプリ3選
ドット絵は見た目もシンプルですが、作り方も簡単です。
特に最近はスマホや iPad のアプリで簡単に描けます。
動画解説も紹介していきますのでご安心を。
8bit Painter
とてもシンプルで使いやすいです。
ドット絵を作ってみたい人は、まずこれからはじめてみるのをオススメします。
ダウンロードして触っていれば、使いこなすことができますよ。
にもかかわらず、写真をインポートしてドット絵に変換できる機能もあります。
>>8bit PainterのDLはこちら(androind)
Pixelable
8bit Painter より高性能で、色んな機能があるのが Pixelable です。
パレットの種類も多く、線を引いたり、画像を取り入れたり、スケールを変える機能もあります。
正方形だけでなく、長方形も作れるのが特徴です。
>>PixelableのDLはこちら(iOS)
PotiPoti
そして Pixelable よりさらにドット数の多い画像が作れるのが PotiPoti です。
こちらも長方形の設定ができます。
機能は Pixelable とほぼ一緒です。
>>PotiPotiのDLはこちら(iOS)
お気に入りのアプリをみつけて使いこなしてくださいね。
ドット絵NFTの作り方
では実際にどうやってドット絵NFTを作るのか、解説していきます。
まずはNFTにするドット絵を描きましょう。
さっそく8bit Painterを使って Crypto Cat Club 人気の3Dメガネを掛けたトラ猫ちゃんのファンアートの描き方を詳しく説明します。
8bit Painterはとてもシンプルな、初心者向けのドット絵アプリです。
最初のドット絵を完成する頃には、全てのツールの使い方とドット絵の描き方のコツをつかめますよ。
まずはアプリをダウンロードします。
「+」をタップして新しいキャンバスを作りましょう。
ドット数を選びます。
今回は「Crypto Cat Club」と同じ 24 x 24 にしてみましょう。
こちらはドット絵アプリで大馴染みのツールです。
パレットは好きな色を選べる「ユーザー」と、あらかじめ色を選んである「プリセット」の2種類があります。
それほどこだわりがなければ「プレセット」を使うと便利ですが、自分好みの色を使いたい人は「ユーザー」から好きな色を選べます。
まずは黒いペンと消しゴムをつかって外枠を描きましょう。
後で中を塗りつぶすので、囲むように描いてください。
次にパレットから毛並みの色を選びます。
「ペン」を長押しして「バケツ」に変えて、外枠の中をポチると一気に塗りつぶせます。
次に顔を描きます。
スライドバーで拡大したり、移動ツールを使うと描きやすいですよ。
トラ模様も描いたら右下の「目」のアイコンをタップしてドットの線を消して完成図を確認しましょう。
満足のいくドット絵が描けたら、右上の「●●●」をタップしてカメラロールに保存します。
サイズは3種類選べます。
- L: 384 x 384 px
- M: 192 x 192px
- S: 24 x 24px
グリッドを表示して保存も可能です。
「エクスポート」をタップすれば、カメラロールに保存されます。
可愛い「Crypto Cat Club」風のドット絵猫ちゃんが描けました。
始めてみると、あっという間に簡単に描けますよね。
では次は、このドット絵をNFTにします。
手順はこちら。
- 仮想通貨取引所開設、ETH購入する
- MetaMaskを作成しETHを送る
- OpenSeaに接続しコレクションを作成
- 作品をNFTにする(Mint)
- 値付けをして販売する(List)
詳しくは「自分で作ったNFTを販売する方法」を参考にしてください。
最初は手順が多くてむずかしく感じるかもしれませんが、2度目からは作ったドット絵をミントしてリストするだけです。
ぜひ頑張ってドット絵NFTを作ってみてくださいね。
知っておくべきドット絵のNFTプロジェクト3選
CryptoPunks
ドット絵のNFTといえば「CryptoPunks」です。
いちばん古いNFTプロジェクトと言われていて、「何億円で取引された」というニュースをよく耳にしますよね。
ジェネラティブと呼ばれるコンピューターによって自動生成された1万枚のドット絵で作られたNFTプロジェクトです。
イケハヤさん、マナブさん、松浦会長もオーナーの人気のNFTプロジェクトです。
Zombie Zoo
そして日本の有名なドット絵コレクションといえば「Zombie Zoo」(@ZombieZooArt)です。
こちらは8歳の子供の描いたドット絵動物のNFTコレクション。
なんと世界的有名なDJでNFTコレクターのスティーブ青木さん (@steveaoki) に購入されてニュースにもなりました。
インフルエンサーがTwitterのアイコンに使ったNFTは、1夜にして大人気になったりします。
特にドット絵はシンプルだけど目を引くので、人気のNFTです。
Crypto Cat Club
私の運営している「Crypto Cat Club」も多くのオーナーさんが、Twitterのアイコンに使ってくれているドット絵NFTです。
Twitterのアイコン映えするのも、人気の秘密のひとつになっています。
まとめ
ドット絵NFTを始めたいけど、まず何をしたいかわからない人も多いと思います。
まずは自分が好きなドット絵を見つけましょう。
そしてドット絵のアプリでとりあえずそのドット絵をマネして描いてみてください。
「芸術は模写から始まる」なんていいますよね。
マネして描いてみると、案外色んなアイデアが浮かんでくるものです。
ドット絵NFTを始めたら、ぜひX / Twitterで私に見せてください。(@cryptocatclubb)
ドット絵師仲間として仲良くしましょうね。
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