仮想通貨取引所ビットバンク(bitbank)が『仮想通貨を貸して増やす』という、レンディングサービスの提供開始を発表しました。
4月より「仮想通貨を貸して増やす」サービスを開始します。
ビットバンクとお客様が仮想通貨貸借取引契約を締結し、最大5%の料率を乗じた仮想通貨を、利用料として1年後に受け取ることができるサービスです。
詳細はこちら↓↓↓https://t.co/tV5PnFD28q pic.twitter.com/vqkYvZHEOf
— ビットバンク- bitbank,Inc (@bitbank_inc) 2018年3月15日
この記事では、2018年4月より利用可能になる、
ビットバンクの『仮想通貨を貸して増やす』という新サービスついて解説していきます。
『仮想通貨を貸して増やす』…ってどういうこと?
『仮想通貨を貸して増やす』サービスとは…
あなたが所有している仮想通貨を取引所に貸し出し、期間満了後に預けていた仮想通貨と一緒に利率(利息)を受け取ることができるサービスです。
『レンディング(Lending)』とも呼ばれており、コインチェック(貸仮想通貨)や海外取引所でも同様のサービスが提供されています。
銀行の定期預金のようなもので、取引所にコインを貸し出すだけで仮想通貨を増やすことが可能です。
『仮想通貨を貸して増やす』の詳細
『仮想通貨を貸して増やす』サービスを利用可能な仮想通貨
- ビットコイン(Bitcoin)
ビットバンクでレンディング可能な銘柄は、現時点ではビットコインのみです。
今後は、bitbankで取り扱うBTC以外の仮想通貨でも『仮想通貨を貸して増やす』サービスを利用できるようになる予定です。
ビットバンクでは、BTC以外にも下記銘柄を取り扱っているので、これらの通貨もいずれレンディングできるようになります。
- イーサリアム(Ethereum)
- リップル(XRP)
- モナコイン(Mona)
- ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)
レンディング期間(貸出期間)
- 1年間
ビットバンクでレンディングできる期間は、1年間プランのみです。
1年間より短いプランはありません。
レンディング利率(貸出利率)
BTC数量 | 利用料率(税込)/年 |
1BTC | 3% |
5BTC | 4% |
10BTC | 5% |
ビットバンクに貸し出す仮想通貨(ビットコイン)の数量によって、利用料率が変動。
多く貸せば貸すほど、利率(利子)は増加します。
- 1 <= X < 5 → 3%
- 5 <= X <10 → 4%
- 10 <= X → 5%
例えば3ビットコインをbitbankに預けた場合、5ビットコインより少ない為、利率は3パーセントになります。
仮想通貨の貸出可能の数量
最低 | 1BTC |
最大 | 1,000BTC |
最低1ビットコインから『仮想通貨を貸し出す』サービスを利用できます。
『仮想通貨を貸して増やす』サービスの魅力
長期でホールド予定の仮想通貨を、有効活用できる点が大きな魅力です。
仮想通貨を貸し出して、仮想通貨に働いてもらい不労所得を得ることができます。
『仮想通貨を貸して増やす』サービスのリスク
これらのリスクをしっかり許容できる方のみ、レンディングサービスを利用しましょう。
途中で引き出すとペナルティ(違約金)が発生
中途解約手数料(税込) | 5% |
仮想通貨の貸出期間が期間が満了するまで、基本的に送金・売却が行えません。
途中解約も可能ですが、その場合違約金として5%のペナルティが発生します。
bitbankに1BTCを貸し出して途中解約した場合、5%引かれた0.95BTCとなって戻ってくることになります。
取引所の破産リスク
ハッキングや不正送金によってGOX(破産)するリスクがあります。
価格変動の値下がりリスク
仮想通貨を預けている間に、相場の状況によっては、価格が下落する可能性があり損を被る場合があります。
仮想通貨が1年後に値下がりしていると思う方は、仮想通貨を貸し出すべきではありません。
しかし、反対に大きく値上がりする可能性も。
仮想通貨市場が今後伸びていくという考えの方は、貸して増やすサービスを利用するのもアリだと思います。
ビットバンクで『仮想通貨を貸し出す』サービスの始め方
売買手数料無料のビットバンク(bitbank)を登録している方であれば、誰でもレンディングサービスを利用可能です。
設定方法については、サービス開始後にこちらに追記予定。
まとめ
『仮想通貨を貸して増やす』サービスにはリスクはありますが、
預けているだけで5%の高利率の利息を受け取ることが可能。
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