NFTを売ってみたいんだけど、やり方教えて
画像を使いながら解説していくね
購入したNFTは売却(転売)することが可能です。
また、自分で作成したイラスト・アート・写真・音楽なども簡単にNFT化して販売することできます。
- 購入したNFTを売る(二次流通)
- 自分で作ったNFTを売る
この記事では「OpenSeaを使ってNFTを売る方法」の上記2つのパターンについて解説をしていきます。
–この記事を書いている人–
- 暗号資産 投資歴8年目
- NFT 投資歴3年目
- BTC・ETHを1,000万円以上保有
- FP2級・日商簿記2級・宅建保有
- 音声配信Voicyパーソナリティ
- Twitterフォロワー2万人超え
- NFT「Cute Pigs」を運営
- Kindle本2冊がベストセラー
- 詳しいプロフィールはこちら
購入したNFTをOpenSeaで売る方法(二次流通)
まずは購入したNFTを売却する方法から解説していきます。
NFTを購入する方法については「NFTの始め方・買い方」という記事で解説していますので参考にご覧ください。
画像は「Neo Tokyo Punks」という国内初のジェネラティブコレクションです。
これちらを売る場合はOpenSeaの画面で設定していきます。
右上にある「Sell」をクリック
続いてType(販売方法)を下記のうち、どちらかを選択します。
- Fixed Price(固定価格出品)
- Timed Auction(オークション出品)
それぞれの違いはこちらです。
固定価格出品
Fixed Price(固定価格)で出品する場合は、下記の内容を入力
- Price:出品する価格。後から下げることが可能。
- Duration:販売期間。
- Sell as a bundle:複数のNFTを同時に販売するための設定。
- Reserve for specific buyer:購入者を限定する場合の設定。
Priceは実際に出品する価格です
後から下げることは可能ですが上げることはできません。
Durationで販売期間を設定します。
1日,3日,7日,1ヶ月,3ヶ月,6ヶ月の中から選択します。
もしくはカスタムで日程と時間を自由に設定することも可能です。
Sell as a bundleで複数のNFTを同時に販売する設定が可能
バンドルとは一度にまとめて販売することです。
設定する場合は右上のボタンをクリックし、バンドルの名前と詳細を入力しましょう。
Reserve for specific buyerは購入者を限定する場合の設定
購入者がすでに決まっている時に利用します。
設定する場合は右上のボタンをクリックします。
空欄に購入予定者のウォレットアドレスを入力すると、その方しか購入できない設定となります。
上記入力後、左下の「Complete listing」をクリック
初めてNFTを売る場合は、ウォレットを初期化する必要があり必ずお金(ガス代)がかかります。
ちなみにpolygonの場合はガス代はかかりません。
MetaMaskの「確認」をクリック
しばらく待つとまた自動でMetaMaskが起動します。
もう一度MetaMaskの「確認」をクリック
さらに、しばらく待つとまた自動でMetaMaskが起動します。
MetaMaskの「署名」をクリック
これで出品完了です。
右上の「Cancel listing」をクリックで出品キャンセルが可能
「Cancel listing」をクリック
「確認」を押せば出品キャンセルが完了
右上の「Lower Price」で出品している価格の変更が可能
変更したい価格を入力
「Use previous listing expiration date」を選択すれば前回の販売期間を継続できます。
選択しない場合は新たな期間を設定します。
「Set new price」をクリックで価格の変更が完了
売れた場合は、登録しているメールに売れた旨のお知らせが届きます。
- Service Fee:2.5%
- Creator Fee:0〜10%
「Service Fee」はOpenSeaに支払う手数料です。
「Creator Fee」はNFTコレクション運営者に支払う手数料です。コレクションによって料率が異なります。
これらの手数料はNFTが売れた際に、自動で売却価格から差し引かれます
オークション販売をする
オークションで出品する場合は、下記の内容を入力
- Method:オークション方式の選択
- Starting price:スタートの価格を設定
- Duration:販売期間
- Include reserve price:最低落札価格を任意で設定可能
- Sell with declining price…イングリッシュオークション(通常のオークション)
- Sell to highes…ダッチオークション(価格がどんどん下がっていく方式)
基本は「Sell with declining price」でOK
始まりの価格を設定しましょう
Durationで販売期間を設定します
1日,3日,7日,1ヶ月,3ヶ月,6ヶ月の中から選択します。
もしくはカスタムで日程と時間を自由に設定することも可能です。
右上の設定をONにすると最低落札価格を設定可能
この価格を下回った状態でオークションが終了しても売買は成立しません。
価格は1ETH以上に設定する必要があります。
入力したら「Complete listing」をクリック
初めて販売をするときは、固定価格販売の時と同様にウォレットの初期化が必要です。
そのため、最初にガス代が発生します。(画像はありません)
自動でMetaMaskが開くので「署名」をクリック
これでオークション出品完了。右上の「×」をクリック
オークションが開始しています
出品をキャンセル、またはMinimum bid(最低価格)を変更することが可能です。
やり方は、先ほど固定価格販売の部分で解説した内容と同様です。
- Service Fee:2.5%
- Creator Fee:0〜10%
「Service Fee」はOpenSeaに支払う手数料です。
「Creator Fee」はNFTコレクション運営者に支払う手数料です。コレクションによって料率が異なります。
自分で作ったNFTを販売する方法
ご自身で作成したアート、写真、音楽をNFTにして販売することが可能です。
OpenSeaという世界最大のマーケットプレイスを利用すれば、世界中の人々を対象に販売をすることが可能です。
自分の作品を売る手順はこちら。
- 仮想通貨取引所開設、ETH購入する
- MetaMaskを作成しETHを送る
- OpenSeaに接続しコレクションを作成
- 作品をNFTにする(Mint)
- 値付けをして販売する(List)
仮想通貨取引所開設、ETH購入する
「NFTの始め方・買い方」という記事で解説しておりますのでこちらをご覧ください。
Metamaskを作成しETHを送る
については「MetaMaskの使い方・送り方」という記事で解説しておりますのでこちらをご覧ください。
OpenSeaに接続しMy Collectionを作成
- 仮想通貨取引所開設、ETH購入する
- MetaMaskを作成しETHを送る
- OpenSeaに接続しコレクションを作成←今ここ
- 作品をNFTにする(Mint)
- 値付けをして販売する(List)
まずはOpenSea公式サイトにアクセスします。
右上にある人型のアイコンをクリック
MetaMaskをOpenSeaに接続
パスワードを入力
「署名」をクリック
My CollectionというNFTをアップロードするコレクションページを作成します。
右上にある「My Collection」をクリック
「Create a collection」をクリック
コレクションの詳細について編集していきます。
- Logo image:ロゴ画像(必須)
- Featured image:アイキャッチ画像
- Banner image ヘッダー画像
後から修正・追記が可能
- Name:コレクションの名前(必須)
- URL:コレクションのURL
- Description:コレクションの説明文
URLはコレクションと同じ文字にしてそろえておきましょう。
Descriptionには作品のストーリーやコンセプト、熱い想いを書くべし
作品のカテゴリーを選択します。
一枚絵やアート作品は「Art」を、統一感のある作品を複数出品する場合は「Collectables」を選択しましょう
私が運営していうCute Pigs は「Collectables」にしていますよ
Linksには、運営するコレクションの公式サイトやDiscordなどがあれば入力しておきましょう。
余裕ができれば、できるだけ登録するのがおすすめ
ロイヤリティを設定します。
0〜10%の範囲で設定可能です。
ロイヤリティに迷ったら「10」(10%)で設定しておきましょう
そして、そのロイヤリティが入金されるアドレスも入金します。
MetaMaskのアドレスをコピペ
Blockcahinでは、どのブロックチェーンを利用するか選択します。
- Ethereum
- Polygon
- Klayth
- Solana
初めてコレクションを運営するなら、EthereumかPolygonを選択するのが良いと思います。
EthereumとPolygonの違いはこちらです。
迷ったら、ガス代がかからないPolygonで試しに始めてみましょう
Payment tokensではどの仮想通貨で取引できるか選びます。
Add tokenで取引可能な通貨を増やせます。
新しい通貨は増やさなくても大丈夫
Display themeで表示方式を選択します。
あなたの好みで選択しましょう。
迷ったら「Contained」を選択
Explicit & sensitive contentでは、作品が過激な場合にチェックを入れる必要があります。
ここまで入力し不備がなければ左下の「Create」をクリック
これでコレクションの設定は完了です。
自分の作品をNFTにする(Mint)
- 仮想通貨取引所開設、ETH購入する
- MetaMaskを作成しETHを送る
- OpenSeaに接続しコレクションを作成
- 作品をNFTにする(Mint)←今ここ
- 値付けをして販売する(List)
続いて、自分の作品をNFTにするMintという作業をやっていきます。
右上の「Create」もしくは「Add item」をクリック
出品するNFT作品の詳細について編集していきます。
- Image, Video, Audio, or 3D Model:作品データをアップ
- Name:作品名
- External link: 作品紹介ページ(もしあれば)
- Description:作品の説明文
作品名や説明文は売れるまで修正可能ですが、販売後は修正できないので要注意
どのコレクションに入れて販売するかを選択します。
先ほど作成したコレクションを選択しましょう
- Properties:特性(レアリティ)
- Levels:レベル(ステータス)
- Stats:統計
- Unlockable Content:所有者限定コンテンツ
- Explicit & Sensitive Content:成人向け、18禁
これらの内容は未設定でも問題ありませんが、少なくとも「Properties」だけでも設定しておきましょう
作品のレアリティをつけることが可能です。
私が運営しているNFTコレクションのCute Pigs はこのような感じでプロパティを設定しています。
作品数が増えてきた時に、項目から検索することが可能です。
「Type」と「Name」入力。項目を追加するときは「Add more」をクリック
入力が完了したら「Save」をクリック
Supplyでは販売個数を入力します。
基本的には1枚にすることが多いと思います。
例えばギブアウェイ企画で10人に同じNFT配布するときは、ここの数字を10に設定します。
Freeze metadataを活用することで画像ファイナルなどのデータ保存場所がOpneSeaのサーバーではなくIPFSという場所に保存されます。
万が一、OpneSeaに大規模トラブル、破綻するようなことがあったとしても画像データなどの記録が残ることになります。
Freezeをした後は内容の修正ができなくなりますのでご注意ください。
国内クリエイターさんの作品はFreezeしていないものが多い印象
これで作品をNFTにする準備が整いました。
ここまで入力できたら左下の「Create」をクリック
これでmint完了です。データをNFTにすることができました。
値付けをして販売する(List)
- 仮想通貨取引所開設、ETH購入する
- MetaMaskを作成しETHを送る
- OpenSeaに接続しコレクションを作成
- 作品をNFTにする(Mint)
- 値付けをして販売する(List)
ここからはListというNFT作品に値付けを行う作業をしていきます。
右上にある「Sell」をクリック
ここからの設定は上の部分の「購入したNFTの売り方」の部分と重複するため、そちらを確認ください。
上記でも説明していますが、ETH作品の場合、始めて販売する際にはガス代がかかります。
NFTを販売する上で意識したいポイント
- 統一感を大事にする
- 希少性を大事にする
- 熱量を持つ
- ストーリーを語る
- 目標を語る
- 人間性・人柄を磨く
- 継続する
- SNSで発信する
- 営業する
- 精神を保つ
私自身、2021年11月からNFTコレクションを運営しており、その経験から感じたのがこの10個のポイントです。
またどこかでこれらについて深掘りしていきたいと思います。
まとめ:NFTの売り方・販売する方法を初心者向けに解説
- 購入したNFTを売る(二次流通)
- 自分で作ったNFTを売る
この記事ではこの二つの売り方について解説してきました。
NFTはまだまだ始めている方々が少ない状況です。
一緒に情報共有しながら、NFTを楽しんでいきましょう。
NFTを販売する上で何か不安なこと、わからないことがあればお気軽にコメント欄、もしくはSNSでご連絡くださいませ〜
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