AIは毎日使っているのに、仕組みを聞かれると答えられない。
そんなモヤモヤから、生成AIパスポートの資格試験を受けることにしました。
この記事は、40歳・エンジニアでもない元不動産会社員の受験記録です。
今のぼくなりの勉強法は、次の4ステップです。
- 合格体験記を読む
- テキストを読む&解説YouTubeを見る
- Webの無料問題集を解く
- 模擬試験を解く
これで2週間で仕上げて、2026年10月試験での合格を目指しました。


–この記事を書いている人–

- 株式投資歴18年
- 仮想通貨投資歴9年目
- FP2級・日商簿記2級・宅建保有
- 音声配信Voicyパーソナリティ
- Xフォロワー2.8万人
- インスタフォロワー4,000人超え
- NFT「Cute Pigs」を運営
- Kindleで資産形成本3冊出版
- 詳しいプロフィールはこちら
生成AIパスポートとは?受験者が急増中の資格

生成AIパスポートは、生成AI活用普及協会(GUGA)が実施している資格試験です。
公式のキャッチコピーは「生成AIリスクを予防する資格試験」。
AIの仕組みだけでなく、著作権や個人情報などAIを安全に使うための知識が問われます。
企業が社員のリスキリング(学び直し)として受けさせるケースも多い印象です。
2026年8月試験の受験者は32,877名で、1回あたりの過去最多でした。
- 主催:生成AI活用普及協会(GUGA)
- 試験時間・問題数:60分・60問
- 受験方法:オンライン(IBT方式)で自宅から受験
- 受験料:一般11,000円・学生5,500円(税込)
- 実施:年5回(2月・4月・6月・8月・10月)
- 合格率:81.21%(2026年8月試験)
合格率は8割前後と高めです。
ただし、合格ラインは公式に公表されていません。
ネットで見かける「7割」「8割」は、どれも非公式の目安です。
次の2027年2月試験は、申し込みが2027年1月31日まで、受験期間は2月1日〜28日です。
ぼくが生成AIパスポートを受ける理由

ぼくは普段から、かなりAIに仕事を任せています。
音声配信のアップロードも、noteやSNSの下書きづくりも、今はAIの担当です。
でも正直、仕組みはよく分かっていないんですよね。
試験範囲(シラバス)を開いてみたら、知らない言葉だらけでした。
CNN、VAE、GAN、RNN、LSTM、トランスフォーマー。
RAG(検索拡張生成)なんて、名前を見てもピンときません。
使っている道具の中身を知らないままなのは、ちょっと気持ち悪い。
学んだことを記録に残したい、という思いもありました。
周りでも、昔の同僚やスタエフ(stand.fm)の配信仲間が次々に受けています。
稼げる資格ではない、と割り切る
先に書いておくと、この資格を取ってもすぐに稼げるようにはならないと思っています。
合格したら月5万円収入が上がる、という類のものではないはずです。
仕事を受けるときの信頼の足しにはなるかもしれません。
でも頼りすぎず、あくまで学んだ記録として受けるつもりです。
先に受験料を払ってから勉強スタート

まずは9月25日に、10月試験の受験料11,000円を払いました。
実際に受験したのは10月6日です。
払わないと、やる気にならないんですよね。
勉強を始めたのは、その翌日の9月26日です。
締め切りを先に決めて、そこから逆算して勉強法を組みました。
生成AIパスポートの勉強方法4ステップ
勉強法①合格体験記を読む

ぼくは資格試験のとき、まず合格体験記を読むのが好きです。
合格した人のやり方を真似するのが、いちばんの近道だと思っているからです。
つまり、勉強の前に「勉強法を勉強する」。
読むときは、次の3つだけメモしています。
- 何の教材を使ったか
- どれくらいの期間で合格したか
- どこでつまずいたか
実際に参考にしたのは、この6本です。
8月試験に合格した配信仲間の報告も、音声配信で聞きました。
身近な人の「受かったよ」は、何よりの励みになります。
勉強法②テキスト&解説YouTube

教材は、まずテキストを1冊買いました。
選んだのは『最短攻略!生成AIパスポート 公認テキスト&問題集』(マイナビ出版)です。
GUGAの公認で、2026年の全5回の試験に対応していると書かれていたのが決め手でした。
勉強初日の9月26日に、第1章を読み終えました。
GUGAの公式サイトでは、ほかにも次のテキストが紹介されています。
| 書名 | 出版社 | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 最短攻略!生成AIパスポート 公認テキスト&問題集 | マイナビ出版 | 2,090円 | ぼくが使っている1冊。用語一覧と章末問題つき |
| 生成AIパスポート公式テキスト 第4版 | GUGA監修(発行:DAIL) | 電子版1,782円 製本版1,980円 | 試験範囲をすべて網羅した公式テキスト |
| マンガで合格! 生成AIパスポート テキスト&問題集 | KADOKAWA | 2,090円 | あんじゅ先生(若林杏樹さん)のマンガで学べる。模擬試験つき |
| 徹底攻略Biz 生成AIパスポート 教科書&問題集 | インプレス | 2,090円 | 296ページ。用語をていねいに解説 |
文字だけだと続かない人は、マンガの「マンガで合格! 生成AIパスポート」も良さそうです。
【おしらせ‼️】重版しました 生成AIパスポート資格試験本ッッ
— あんじゅ先生 (@wakanjyu321) X(旧Twitter)で見る
洗い物をしながらYouTube、復習はNotebookLMの音声で
YouTubeの解説動画は、洗い物をしながら見ています。
見ていたのは、YouTubeチャンネル「大人のためのAIリテラシー」の試験対策シリーズです。
1本20分ほどで、試験範囲を図解しながら説明してくれます。
何度も観て聞いたのは、この第1章と第2章の動画です。
間違えたところや覚えたいところは、あとでまとめてメモにします。
そのメモをNotebookLM(Googleの資料まとめAI)に入れて、音声で聞いてインプットしています。
机に向かう時間がなくても、耳だけで復習できるのが助かります。
ぼくの山場は第1章と第2章
ぼくが受けた2026年版の試験範囲は、全5章です。
- 第1章:AIの基礎(機械学習・深層学習・AIブームの歴史など)
- 第2章:生成AIの歴史と仕組み(CNN・GAN・トランスフォーマー・ChatGPTなど)
- 第3章:いまの生成AI(画像・音声・動画生成、RAGなど)
- 第4章:情報リテラシー・法律(個人情報・著作権・AI社会原則など)
- 第5章:言語モデルの基礎とプロンプト、生成AIの苦手なこと
第3章と第5章は、毎日AIを触っているのでなんとかなりそうです。
第4章のフィッシング詐欺まわりも、NFTの世界で鍛えられたので少し自信があります。
苦戦しているのは、第1章と第2章の用語と歴史。
略語が次々に出てくるので、ここは時間をかけています。
勉強法③Webの無料問題集を解く

ぼくは、ひたすら問題を解く勉強が好きです。
生成AIパスポートは、Web上に無料の問題集があるのがありがたいところ。
ぼくが使っているのは「FujiCert」です。
- 料金:無料
- 出題:ランダム10問・5分野別
- 問題数:326問(解説つき)
- 模擬試験:60問60分の本番形式
解く順番は、苦手な第1章→第2章→第4章にしました。
スマホで解けるので、スキマ時間に10問ずつ進めています。
この記事を最初に書いた9月28日の時点で、解いたのは76問です。
間違えた問題は、AIに身近な例で解説してもらう
間違えた問題は、日付ごとにObsidian(メモアプリ)へ書き写しています。
そのうえで、分からないところはAIに質問します。
コツは「自分の得意分野で例えて」と頼むことです。
たとえば、従来の機械学習と深層学習の違いがどうしても覚えられませんでした。
ちなみに、深層学習も機械学習の一種です。
そこで元不動産会社員のぼく向けに、家賃の予想で例えてもらいました。
- 従来の機械学習:注目する項目(面積・駅徒歩・築年数)を人間が選んで渡し、その影響をAIが学ぶ
- 深層学習:渡したデータから、効いている特徴の組み合わせまでAIが自分で学ぶ
深層学習なら、間取りや向きなどの情報ごと、大量の物件データを渡します。
すると「どうやら角部屋かどうかも家賃に効いているらしい」と、AIが掘り当ててくれます。
ただし、データに入っていない情報まではAIも見つけられません。
この「見るべき項目」を、試験では特徴量と呼びます。
自分の仕事に置き換えると、一発で頭に入りました。
無料問題集とAIの解説は、うのみにしない
ひとつ注意点があります。
無料の問題集には、まれに答えが食い違っている問題があります。
AIの解説も、法律の名前や年度を取り違えることがあります。
納得できない問題や法律まわりは、買った公認テキストに戻って確かめるようにしています。
勉強法④模擬試験を解く

仕上げは、本番と同じ形式の模擬試験です。
本番は60分で60問なので、1問あたり1分。
知識があっても、時間配分に慣れていないと焦りそうです。
ぼくはFujiCertの模擬試験を、受験前に1回解きました。
間違えた問題は、③と同じようにメモとAIで潰しておくと安心です。
10月6日に受験した感想|60分の試験を30分で解答
手応えは9割・30分で解き終えた
受験は、自宅からオンラインで受けました。
60分の試験でしたが、30分ほどで解き終えました。
手応えは、9割くらい取れていそうな感じです。
正直、思っていたより簡単に感じました。
普段からAIを触っている人なら、なじみのある問題も出てきます。
合否は、受験期間が終わってから1か月以内に会員ページで発表されます。
10月試験なら、11月末までに分かる予定です。
結果が出たら、この記事に追記します。
勉強10日、YouTubeを耳で10回転
実際の勉強期間は10日間ほど、1日1時間くらいでした。
- テキスト:15分
- 問題集:15分
- YouTube(倍速):30分
YouTubeは、家事や散歩、ランニングをしながら耳で聞いていました。
移動が多い日は、もっと長く耳で勉強した日もあります。
シリーズ全6本を、10回転くらい聞きました。
最初は等倍で、慣れてからは倍速です。
VAE、GAN、RNN、LSTM、トランスフォーマー。
最初はこうした仕組みの用語が、まったく頭に入ってきませんでした。
でも聞けば聞くほど、少しずつ分かってくるんですよね。
一方で、セキュリティの分野は面白く、知っている内容も多めでした。
プロンプトの分野は、毎日AIを使っているのであまり勉強していません。
Webの無料問題集(FujiCert)は、一通り解いただけで周回はしませんでした。
先に受けた配信仲間から、こうしたサイトと同じ問題は出なかったと聞いていたからです。
本番と同じ60分60問の模擬試験も、受験前に1回だけ解きました。
シラバスからAIで一問一答を自作
もうひとつ効いたのが、自作の一問一答です。
GUGAの公式サイトでは、試験範囲(シラバス)のキーワードが公開されています。
そのキーワードをもとに、AIで一問一答の問題を作りました。
それをElevenLabs(AIの音声読み上げサービス)で音声にして、YouTubeと同じように何度も聞きました。
勉強道具を自分で作れるのは、生成AIならではの面白さです。
この一問一答は、2027年2月試験からの新しいシラバスに合わせて作り直し、YouTubeで公開しました。
全483問、約2時間40分です。
章ごとに区切ってあるので、苦手な章だけ聞くこともできます。
遅いと感じたら、倍速再生で聞いてみてください。
受けるなら2月試験がおすすめ
これから受けるなら、2月の試験がおすすめです。
生成AIパスポートの試験範囲は、毎年2月の試験を基本に改訂されます。
2026年10月には、2027年2月試験から使われる新しいシラバスが公開されました。
新しい範囲では「AIエージェント」が独立した章になり、リスク対策や倫理の章も広がっています。
ぼくが受けた10月試験は改訂前の範囲で、少し古いと感じる情報もありました。
AIは新しいサービスやニュースが次々に出てきます。
せっかく勉強するなら、最新の範囲で学べる2月がいいと思います。
AI時代の大人の勉強法は「AIが働いている合間に学ぶ」

40歳で子育て中だと、机に向かうまとまった時間はなかなか取れません。
そこでぼくは、AIに作業を任せている待ち時間を勉強に使っています。
音声配信をAIにアップロードしてもらっている間に、問題を10問。
noteやSNSの下書きを作ってもらっている間に、テキストを数ページ。
AIに働いてもらいながら、そのAIについて学ぶ。
これが、今のぼくなりの大人の勉強法です。
まとめ:生成AIパスポートはスキマ時間の「耳勉強」で10日

ぼくの勉強法をおさらいします。
- 合格体験記を読んで、勉強法を真似する
- テキストを1冊読み、分からない章はYouTubeで補う
- Webの無料問題集を解き、間違いはAIに例えて解説してもらう
- 模擬試験で60分60問の時間配分に慣れる
実際に受けてみて効いたのは、スキマ時間に耳で何度も聞くことでした。
最初は分からない用語も、聞くほどなじんできます。
これから受ける人は、まず解説YouTubeを1本、家事のついでに聞いてみてください。
合否の結果は、発表されたらこの記事に追記します。


受験を決めた日の音声配信はこちらです。
受験したあとの報告の音声配信はこちらです。
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