iPhoneの背面カメラのレンズにひびが入りました。
修理代は27,800円。
地味に痛い出費…。
でも最終的な自己負担は、実質0円になりました。
使ったのは、マリオットアメックスに付いている「スマートフォン・プロテクション」というスマホ保険。
カードを持っているだけで、追加保険料なしで付いてくる補償です。
ただ、この保険。
持っている人は多いのに、実際に使ったことがある人はかなり少数派だと思います。
ぼくも今回初めて使いました。
ハラペー10年近く持っているカードなのに、この補償の存在は完全にノーマークでした…。
実際に保険金3万円を受け取るまでの流れと、使ってみてわかった注意点をまとめます。




スマートフォン・プロテクションとは?
アメックスの対象カードに無料で付帯するスマホ保険です。
補償されるのは次の4つ。
- 破損(画面割れ・レンズ割れなど)
- 水漏れ
- 火災
- 盗難
ぼくが持っているMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以下マリオットアメックス)の場合、条件はこうなっています。
- 補償上限: 年間3万円まで
- 自己負担額: 1事故につき5,000円
- 対象: 購入後36ヶ月以内のスマホ1台
- 適用条件: 事故発生時点で、直近3ヶ月以上連続してスマホの通信料をこのカードで決済していること
ポイントは最後の「通信料の決済」。
壊れてから慌てて設定しても間に合いません。
日頃からスマホ代をアメックス払いにしておく必要があります。
ぼくは携帯料金を含めた固定費をすべてこのカードに集約していたので、条件は自然にクリアしていました。
ちなみに、家族カード会員のスマホも対象です(補償されるのは、カードで通信料を決済しているスマホ1台)。
夫婦で使っている家庭には地味に大きいです。
よく比較されるのがAppleCare+。
あちらは月額や一括で保険料を払う有料サービスですが、スマホプロテクションはカードの年会費だけで自動付帯します。
補償の手厚さ自体はAppleCare+のほうが上ですが、未加入の人にとっては追加コストゼロの心強い守りです。
背面カメラにひび。実質0円になるまでの記録
ここからは実際の時系列です。
6月下旬: カメラレンズにひびを発見
ある日、iPhoneの背面カメラのレンズにひびが入っているのに気づきました。
落とした記憶はうっすらあるものの、画面は無事だったので油断していました…。


すみません、写真だとほとんど分からないですよね。
肉眼だと分かるのですが、うまく写らないタイプのひびでした。
写真は撮れるけど、光の加減でフレア(白いモヤ)が入る。
このまま使い続けるのは気持ち悪い。
修理代を調べて、一瞬ためらいました。
そこで相談したのが、いつも使っているAIのClaude Code。
「カードの付帯保険でカバーできるかもしれません」と教えてくれたのが、スマホプロテクションの存在でした。
自分では完全にノーマークだった補償。
AIに相談していなかったら、全額自腹で払っていたと思います。
ちなみにClaude Codeの始め方・使い方は、イケハヤさんの『Claude Codeの教科書』(Brain)がわかりやすいです。
7月上旬: 修理の見積もりを取る
保険金の請求には、修理代がいくらかかるかを示す書類が必要です。
Appleのサイトから修理相談を予約して、向かった先はApple正規サービスプロバイダのカメラのキタムラ。
ここで見積もりを作ってもらいました。
結果は68,900円。


内訳は背面ガラスが25,900円、カメラが40,800円。
ここに見積書の発行代2,200円が乗って、合計68,900円です。
なかなかの金額です。
しかもこの中には、見積もり作成費用2,200円が含まれています。
そう、見積もりを作ってもらうこと自体にもお金がかかりました。
ここは事前に想定していなかった出費です。
保険を請求 → 3万円を受け取り
見積書をそろえて、保険金を請求しました。
アメックスのスマホ保険の窓口は、引受保険会社のチャブ損害保険です。
電話で事故の報告をして、見積書などの必要書類を提出しました。
あとは待つだけ…と思いきや、これがなかなか進まない。
途中で一度電話で確認して、入金されたのは7月末。
請求から入金まで、4週間ほどかかりました。
結果、受け取れたのは3万円。
見積もりは68,900円でしたが、マリオットアメックスの補償上限が年間3万円なので、満額の3万円という着地です。
8月上旬: 修理完了。実際は27,800円だった
保険金を受け取ったあと、再びAppleのサイトから予約して、カメラのキタムラで修理してもらいました。
かかった時間は2時間ほど。その日のうちに直りました。
実際にかかった修理代は27,800円。
見積もりの68,900円より、だいぶ安く済みました。


1つ想定外だったのが、修理のために画面のガラスフィルムを剥がす必要があったこと。
実は最近、表側のフィルムを貼り替えたばかり。辛い…。
そのまま新しいガラスフィルムと、カメラのレンズ用のフィルムも貼ってもらいました。
ちなみにこちらは保険の対象外なので自腹です。フィルム2枚とクリーニングで7,360円でした。
差額を保険会社に報告 → 「返金は不要です」
ここで気になるのが、受け取った3万円と実際の修理代27,800円の差額です。
自己判断で放置するのは気持ち悪いので、保険会社に「実際の修理代は27,800円でした」と報告しました。
回答は「返金は不要です」とのこと。
差額をどう扱うかは保険会社の判断です。
ぼくのケースでは返金不要でしたが、必ずそうなるとは限りません。
差額が出たら、自己判断せずに報告する。これが一番スッキリします。
結局いくらかかったのか
収支をまとめるとこうなりました。
- 修理代(カメラのキタムラ):−27,800円
- 見積もり作成費用:−2,200円
- 支出合計:−30,000円
- 受け取った保険金: +30,000円
実質負担は0円。
支出がぴったり3万円、受け取りも3万円。
狙ったわけではないのに、きれいに相殺されました。
なお、領収書の合計は35,160円になっています。
差額の7,360円は、ついでに買ったフィルム2枚とクリーニング代です。
年会費のあるカードは「元が取れるか」がよく話題になります。
今回のスマホ修理だけで、体感としてはかなり元を取った気分です。
使ってみてわかった注意点6つ
実際に使ってみて感じた注意点をまとめます。
- 通信料の決済は「事前の仕込み」が必要
直近3ヶ月以上連続の決済が条件。壊れてからでは間に合いません。対象カードを持っているなら、スマホ代の支払いを今日変えておくのがおすすめです。 - 補償上限は年間3万円(マリオットアメックスの場合)
高額修理の全額はカバーされません。あくまで負担を軽くする保険と考えるのがちょうどいいです。ちなみにアメックスプラチナだと上限15万円。カードによって差があります。 - 見積もりの取得にもお金がかかることがある
ぼくの場合は2,200円。請求に必要な書類とその費用は、先に保険会社へ確認しておくと無駄がありません。 - 実際の修理代が安く済んだら、保険会社に報告する
差額の扱いは自己判断しない。報告した上での回答なら、堂々と受け取れます。 - 事故に気づいたら、早めに動く
ぼくは6月にひびを発見して、7月上旬に見積もり、8月上旬に修理という流れでした。請求には期限が設けられている場合があるので、気づいたらまず保険会社に連絡だけでも入れておくと安心です。 - カメラのレンズにも保護フィルムを
画面は守っていても、レンズは裸のままという人は多いはず(ぼくがそうでした)。レンズ用の保護フィルムは1,000円前後から買えます。3万円近い修理代とくらべたら、圧倒的に安い保険です。
どのカードで使える? ぼくはマリオットアメックスです
スマートフォン・プロテクションは、アメックスの一部のカードに付帯しています。
対象カードと補償額は公式サイトで確認できます。
ぼくが使っているのはマリオットアメックスプレミアム。
ホテルの無料宿泊特典やマリオットの上級会員資格が本命のカードですが、こういう地味な付帯保険もしっかり働いてくれました。
カードの特典・年会費・向き不向きは、別の記事で詳しくレビューしています。
今は入会キャンペーンも開催中です。
もらえるポイントが増額中。
最新の条件は下のご案内からどうぞ。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは紹介リンク経由で発行すると最大111,000ポイントを獲得できます(2026年10月5日お申し込み分まで)。
条件は同じなのに、公式サイト経由で登録すると11,000ポイントを取りこぼすことに…。
獲得条件は公式・紹介どちらも「入会後6ヶ月以内に合計150万円のカード利用」です(通常利用ポイントを含んだ合計)。月25万円ペースの決済になります。
アメックスの規約で紹介URLをブログに直接掲載できないため、以下の2つのうちどちらかでご連絡いただければ、私から紹介いたします。


※キャンペーン内容は2026年8月26日時点のものです。申し込み前に最新の条件をご確認ください。
ただし正直に書くと、このカードが向いているのは生活費や事業の支払いを集約できる人です。
無理な決済でポイントを取りにいくのは本末転倒。
まとめ: 付帯保険を制する者は、クレカを制する
スマホの修理代27,800円が、実質0円。
やったことは、スマホ代の支払いをカードに集約していたことと、壊れたときにAIに相談したこと。
この2つだけです。
クレカの付帯保険は、持っているだけでは1円にもなりません。
存在を知って、条件を満たして、いざという時に使う。
ここまでやって初めて年会費の元が取れます。
付帯保険を制する者は、クレカを制する。
そして、持っててよかったマリオットボンヴォイプレミアム。
自分のカードに何が付いているか、この機会にぜひ一度見直してみてください。
カメラの保護フィルムも、お忘れなく。


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