あなたは、ひいひいおじいちゃんの名前を知っていますか?
ぼくは知りませんでした。
そこで2026年の夏、役所で戸籍を集めて、家系図を自分で作ってみました。
先日の帰省で、その家系図を両親に見せてきたんです。
結論から言うと、家系図は家族の会話のきっかけになり、資産形成や自己分析にも役立つということ。
この記事では、戸籍の集め方、親の反応、AIで自作した家系図サイトについてまとめます。



–この記事を書いている人–

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家系図を作ろうと思ったきっかけ
きっかけは2026年7月の終わりごろ。
ビジネス系のドキュメンタリー番組「Nontitle」で、家系図の冊子を作るサービスが紹介されていたのを見ました。
面白そうだと思って、依頼しようかなと考えたんですよね。
でも、申し込みのタイミングを逃してしまって。
だったら自分で作るか、と思い立ちました。
戸籍は「広域交付」で近くの役所から取れる
家系図づくりの材料は、役所で取る戸籍です。
以前は、本籍地の役所にひとつずつ請求する必要がありました。
今は「広域交付」という仕組みで、遠くに本籍がある戸籍も近くの役所の窓口で取れます。
- 取れる戸籍:本人・配偶者・父母や祖父母など(直系尊属)・子や孫など(直系卑属)
- 請求の方法:本人が役所の戸籍担当窓口へ行く(郵送・代理人は不可)
- 持ち物:顔写真付きの身分証明書(マイナンバーカード・運転免許証など)
- 注意:コンピュータ化されていない一部の戸籍は取れない
参考:法務省「戸籍法の一部を改正する法律について(令和6年3月1日施行)」
費用は、1通450円〜750円。
今の戸籍は450円、古い除籍や改製原戸籍は750円と、種類によって違います。
ぼくは全部で1万円くらいでした(まだきちんと集計していません)。
窓口で戸籍を集めるときのコツ
何度か役所に通って、分かったことがあります。
- 証明書の発行窓口ではなく、戸籍担当の窓口で相談する
- 待っている間に、次の申請書を書いておく
- 住所と名前を何度も書くので、ハンコがあると時短になる
- 役所によっては、必要な戸籍をまとめて一括で取ってくれるところもあるようなので、最初に相談してみる
- 取った戸籍はファイルにまとめて、なくさないようにする
- 「ない」と言われたら、理由を聞く
広域交付で出てこない戸籍でも、本籍地の役所に郵送で請求すれば取れることがあります。
役所の方が他の役所に電話してくれたこともあり、とても助かりました。
戸籍で辿れたのは五世の祖まで
集めた戸籍を元に、父方・母方の両方を辿っていきました。
父母、祖父母、曽祖父母、高祖父母。
さらにその上、五世の祖(ひいひいひいおじいちゃん)の名前まで確認できました。

高祖父母までは、生年月日まで分かりました。
いっぽう五世の祖は、名前くらいまで。
戸籍で辿れる範囲には限界があるんです。
それより上を調べるなら、お墓を見たり、お寺や親戚に聞いたりする必要があります。
いっぽう、戸籍に載っている先祖のことをもっと詳しく知りたいなら、国立国会図書館デジタルコレクションで調べる方法があります。
戸籍で分かった先祖の名前や本籍地で検索すると、昔の名簿や地域の資料に載っていることがあります。
先祖の職業や、地域でどんな役割だったかがわかる可能性があります。
戦争のころの情報がわかることも。
AIに調べものを手伝ってもらう方法もあります。
ただ、先祖や家族の名前・本籍地は個人情報なので、入力する内容には注意が必要です。
ぼくはそこまではやらず、戸籍で分かる範囲にしました。
親に見せたら、知らない話が次々に出てきた
作った家系図をコンビニで印刷して、実家で両親に見せました。
父は、いとこに電話して盛り上がった
父は、ほとんど知っていました。
「なんだよ、知ってんのかよ」という感じです。
それでも、知らなかった先祖が何人かいたようです。
その場ですぐにいとこへ電話して、「これはどんな人だったんだ?」と盛り上がっていました。
嬉しそうだったので、作ってよかったなと思います。
母からは、曾祖父母の思い出話が聞けた
うちにあった家系図は、母が持っていた手書きのものだけでした。
きちんと整理された形のものはなかったので、そこは喜んでもらえました。
反応は少し薄めで、「またじっくり読んどくわ」とのこと。
それでも、家系図をきっかけに、母の祖父母、つまりぼくの曾祖父母の思い出を話してくれました。
「おばあちゃんは怖くて、遊んでいたら怒られた」という話です。
「あれ、おばあちゃんの話ってしたことなかったっけ?」
母は話したつもりでいたみたいです。
ぼくも昔聞いたのかもしれませんが、まったく覚えていませんでした。
家系図を作ってよかったこと
親は知っているけど、子どもは知らない。
そんな家族の話は、けっこうあるのかもしれません。
家系図があると、それを親子ですり合わせるきっかけになります。
自分のルーツを知ると、どんな人たちがいて自分が生まれたのかが分かります。
先祖がどんな仕事をしていたかを知ると、今の自分との共通点や、自分の適性を見直すきっかけにもなりそうです。
家系図づくりは、自分を知る自己分析にも役立つんですよね。
親からは「これちょうだい」とも言われました。
それに、戸籍を一度見ておくと、両親に何かあったときの相続の準備にもなります。
相続の手続きでは、亡くなった人の生まれてから亡くなるまでの戸籍がそろって必要になるからです。
家族のお金をどう引き継ぐかを知っておくのも、資産形成を考えるうえで大事なこと。
家系図サイトはClaudeとCodexで自作した

家系図は、自分で作った「家系図メーカー」というサイトに入力して作りました。
AIのClaudeとCodexを使って作ったサイトです。
実際に自分で入力しながら、「こういう機能があったらいいな」を確かめて作りました。
- 家系図・一覧表・年表・扇形図の4つの形で表示
- 和暦を入れると西暦に自動で変換
- 続柄(祖父・曽祖父など)を自動で表示
- 直系だけでなく、兄弟も入力できる
- 入力した内容はサーバーに送られず、自分の端末だけに保存


今回は直系だけを入れましたが、兄弟まで入れておけば、もっと会話が盛り上がったかもしれません。
アカウント登録なしで、無料で使えます。
自分で作るか、サービスに頼むか
戸籍集めは、平日に何度か役所へ通う必要があります。
ぼくは楽しくできましたが、時間がない人には少し大変かもしれません。
- 自分でできそうな人:役所で戸籍を請求して、自分で作る
- 忙しい人:家系図を作ってくれるサービスに頼む
ぼくが番組で見たのは、家系図を冊子にしてくれる「Keifu Book」というサービスです。
2026年9月時点では受付を停止していて、次回の受付は1冊59,800円(税込)の予定とのこと。
こうしたサービスが広がると、来年あたり家系図づくりがちょっとしたブームになるかもしれません。
ひいひいおじいちゃんの名前や、何をしていた人かを知るだけでも、けっこう面白いですよ。
自分で家系図を作ってみたい方には、こちらの本もあります。
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