持っているビットコインを、ただ置いたままにしていませんか。
ぼくは2026年2月から、暗号資産レンディングの「らくらくちょコイン」に0.3BTCを預けています。
運営しているのは、東京証券取引所グロース市場に上場している株式会社イオレです。
この記事では、仕組みとメリット、注意点、始め方を、ぼくの運用実績つきで解説します。


公式サイト:らくらくちょコイン
–この記事を書いている人–

- 株式投資歴18年
- 仮想通貨投資歴9年目
- FP2級・日商簿記2級・宅建保有
- 音声配信Voicyパーソナリティ
- X/Twitterフォロワー2.8万人
- インスタフォロワー4,000人超え
- NFT「Cute Pigs」を運営
- Kindleで資産形成本3冊出版
- 詳しいプロフィールはこちら
「らくらくちょコイン」とは?

らくらくちょコインは、株式会社イオレが2026年1月28日に始めた暗号資産レンディングサービスです。
持っている暗号資産を預けるだけで、預けた期間に応じた貸借料(利息)を受け取れます。
貸借料は毎月1日に、預けたものと同じ暗号資産で付きます。
運営会社と基本の条件をまとめました。
| 運営会社 | 株式会社イオレ(東証グロース・2334) |
| 運用パートナー | 株式会社J-CAM(BitLending運営会社) |
| 設立 | 2001年 |
| サービス開始 | 2026年1月28日 |
| 取扱銘柄 | BTC・ETH・XRP・USDC |
| 最低預入額 | 約1万円相当から |
| 最初のロック期間 | 30日 |
| 返還までの日数 | 申請から7営業日以内 |
| 貸出時の送金手数料 | 無料 |
| セキュリティ | Fireblocks社の技術で秘密鍵を分割・分散管理 |
BitLending運営会社J-CAMと提携
らくらくちょコインは、BitLendingを運営する株式会社J-CAMと協業しています。
イオレとJ-CAMは、2025年10月1日に暗号資産金融事業における戦略的事業提携の基本合意を締結しました。
らくらくちょコインの公式サイトでも、両社が共同で暗号資産を運用していると説明されています。
BitLendingで3年以上の実績を持つJ-CAMの運用ノウハウが使われている点は、運用体制を見るうえで押さえておきたいポイントです。
取扱銘柄と貸借料率
2026年9月時点の貸借料率はこちらです。

| 銘柄 | 年率(APY) | 最低貸出数量 |
|---|---|---|
| ビットコイン(BTC) | 8% | 0.0005BTC |
| イーサリアム(ETH) | 8% | 0.03ETH |
| リップル(XRP) | 7% | 50XRP |
| USDC | 10% | 60USDC |
イオレの本業とNeo Crypto Bank構想
イオレは、ネット広告の「pinpoint」や、求人広告を配信する「HR Ads Platform」などを手がけてきた会社です。
広告・採用支援の事業を土台に、現在はAIデータセンターや暗号資産へ事業を広げています。
暗号資産分野で掲げているのが、Neo Crypto Bank(ネオクリプトバンク)構想です。
暗号資産の運用・決済・AIウォレットをつなぎ、「たまる、使える、まかせる」を実現する仕組みを目指しています。
らくらくちょコインは、その中の「たまる=レンディング」を担うサービスです。
この事業を進める経営陣にも、ITとWeb3の経験者がそろっています。
代表取締役社長兼CEOの瀧野 諭吾氏は、グリーでプロダクト開発と事業開発を経験し、その後はKaizen PlatformやPKSHA Technologyなどで事業・技術担当の執行役員を歴任しました。
2025年6月にイオレの代表取締役社長へ就任しています。
専務取締役CBO兼上級執行役員の天羽健介氏は、コインチェックでWeb3事業を統括し、Animoca Brandsの社長CEOも務めてきた人物です。
2026年6月にイオレの専務取締役へ就任しています。
株主優待は現在なし。ちょコインでの優遇は検討中
2026年9月時点では、イオレの株主優待制度はありません。

一方、らくらくちょコインの公式サイトでは、株主向けの優遇を検討中と案内されています。
今後、株主がちょコインで特典を受けられる可能性はありますが、実施や内容、開始時期が決まったという案内ではありません。
らくらくちょコインのメリット

上場企業が運営している
暗号資産レンディングでいちばん怖いのは、預け先の会社が飛ぶことです。
らくらくちょコインの運営元は、東証グロース上場で創業20年以上の株式会社イオレです。
四半期ごとの決算開示、監査、内部統制という上場企業のルールの中でサービスが動いています。
ぼくは海外のレンディングで出金が止まった経験があるので、運営会社の顔が見えることには価値を感じています。
WebX 2026のタイトルスポンサーとして協賛
イオレは、2026年7月13日・14日に開催されたWeb3カンファレンス「WebX 2026」に、タイトルスポンサーとして協賛しています。
協賛については、イオレの公式発表でも確認できます。
会場のスポンサー掲示にも、イオレのロゴが大きく載っていました。

らくらくちょコインのブースでは、サービスや会場限定キャンペーンが案内されていました。

ぼくにとっては、こうしたイベントで運営会社の活動が見えることも、信頼感につながる材料の一つです。
もちろん、スポンサーとしての実績が、元本や貸借料の支払いを保証するわけではありません。
2段階認証とパスキーに対応している
ログインにはGoogle認証アプリを使った2段階認証を設定できます。
パスキーにも対応しているので、指紋や顔認証でログインする形にもできます。
資産を預ける先なので、登録したらすぐに設定しておきましょう。
年率8%は取引所のレンディングより高い
国内取引所の貸暗号資産サービスは、年率1〜5%程度が中心です。
らくらくちょコインはBTCとETHが8%、USDCなら10%です。
公式サイトは、預かった暗号資産を運用パートナーと組んで運用し、その収益を還元しているので高い料率を出せると説明しています。
約1万円相当から預けられる
BTCなら0.0005BTCから預けられます。
まず少額で試して、貸借料が付くのを見てから増やす、という進め方ができます。
30日たてばいつでも返還を申請できる
資金が拘束されるのは、最初の30日だけです。
それ以降は好きなタイミングで返還を申請でき、7営業日以内に戻ってきます。
1年の固定プランがある会社と比べると、資金の自由度は高いほうです。
毎月ビットコインで増えていく
貸借料は月ごとに計算され、翌月1日に同じ銘柄で付与されます。
付いた分もそのまま運用に回るので、置いておくだけで複利になります。
貸出時の送金手数料が無料
預け入れるときの送金手数料は、らくらくちょコイン側ではかかりません。
取引所から送るときの手数料は、その取引所の設定によります。
らくらくちょコインのデメリット・注意点

元本保証ではない
預けた暗号資産の所有権はイオレに移り、運用パートナーに分散して貸し出されます。
上場企業であっても、万が一のときに全額戻ってくる保証はありません。
余剰資金で、預け先を分けておくのが前提です。
最初の30日は引き出せない
契約が成立してから30日間は、返還を申請できません。
急に使う可能性があるお金は預けないようにしましょう。
月の途中で返すとその月の貸借料はもらえない
貸借料は月単位の計算です。
月末返還なら当月分が付きますが、月の途中で即時返還を選ぶと当月分はゼロになります。
返すなら月末に申請するほうが得です。
返還時のネットワーク手数料は自己負担
戻してもらうときのブロックチェーン手数料は、利用者の負担です。
少額を何度も出し入れする使い方には向きません。
扱う銘柄は4種類だけ
預けられるのはBTC・ETH・XRP・USDCの4つです。
アルトコインを幅広く持っている人には物足りないかもしれません。
価格が下がれば円建てでは目減りする
年率8%で枚数が増えても、BTCの価格が10%下がれば円で見た資産は減ります。
これはレンディング全般に共通する話です。
サービス開始から1年たっていない
2026年1月に始まったばかりなので、長期の実績や口コミはまだ少ないです。
ぼくは2月から預けて毎月きちんと付与されていますが、実績はこれから積み上がっていく段階です。
らくらくちょコインの始め方
登録から預け入れまで、ぼくがやった手順です。
スマホだけで終わります。
新規会員登録:らくらくちょコイン

①メールアドレスを登録する
公式サイトの「新規会員登録」から、利用規約に同意してメールアドレスを入力します。
登録用のリンクが書かれたメールが届きます。
②登録情報を入力する
氏名や住所などを入力します。
取引所の口座開設と同じ感覚で進められます。
③スマホで本人確認をする
本人確認はスマートフォンで行います。
ぼくはマイナンバーカードで手続きしました。
公式サイトには、審査に最長で3営業日かかることがあると書かれています。
④マイページで貸出を申し込む
審査が終わったら、マイページの「貸出申込」から銘柄と数量を指定します。

⑤表示されたアドレスに送金する
申し込みを終えると、貸出用の送金先アドレスが表示されます。

ぼくはコインチェックから0.3BTCを送りました。
⑥着金すると運用が始まる
着金は365日自動で検知され、翌日にマイページへ反映されます。
最初の貸借料が付くのは、翌月の1日です。
豚男ここまで全部で何分くらいかかった?



登録と本人確認で10分くらい。審査待ちをのぞけば、送金まで30分あれば終わるよ
0.3BTCを7か月預けた結果
ぼくの実際の運用状況です。


7か月で0.0153984BTCが増えました。
1BTCを1,250万円で換算すると、約18万円分になります。
8月分として9月1日に付いたのは0.00205472BTCで、受け取った時点の時価で約25,790円でした。
2〜4月は事前登録キャンペーンの年率13%が適用されていました。
このキャンペーンは2026年4月で終了しています。
ぼくはBitLending、Nexo、スマートクリプトレンディングにも分けて預けています。
1社に集中させないのが、レンディングの基本だと思っています。
らくらくちょコインのよくある質問
まとめ:らくらくちょコインはこんな人に向いている
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 東証グロース上場の企業が運営 BTC・ETHが8%、USDCは10% 約1万円相当から預けられる 30日たてばいつでも返還できる 2段階認証とパスキーに対応 毎月付与されて複利で増える | 元本保証ではない 最初の30日は引き出せない 月の途中で返すと貸借料ゼロ 返還時の手数料は自己負担 扱う銘柄は4種類だけ サービス開始から1年たっていない |
「卵を一つのカゴに盛るな」という言葉のとおり、ぼくは複数のレンディング先に分けて預けています。
その中でらくらくちょコインは、上場企業が運営しているという他にはない材料を持っています。
眠っているビットコインがあるなら、まずは0.0005BTCから試してみてください。
迷っている間も、預けていれば貸借料は増えていきます。
公式サイト:らくらくちょコイン






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暗号資産と並行してぼくが投資を続けている新NISAについて、Kindle本『新NISAの投資術』にまとめました。




