
ウェルスナビっていうロボアドバイザー知ってる?

もちろん。2018年から放ったらかしで毎月積立しているよ。

運用結果はどんな感じ?ウェルスナビの特徴も教えて欲しいな

OK。投資結果や特徴を解説していくね
2018年2月1日からWealthNaviで積立投資を始めました。
ウェルスナビは、テレビCMや雑誌などのメディアでも注目されており、預かり資産・利用者数No1のロボアドです。
年金2000万円問題の影響もあり、ウェルスナビ の資産運用サービスの利用者はとても増えています。
- ウェルスナビを実際に利用してみた運用結果(2018年2月〜現在)
- ウェルスナビで得ることが出来た分配金と実際にかかった手数料
- ウェルスナビの詳細・メリット・デメリット
約2年間WealthNaviを利用してきたこの私が、この記事で上記の内容をわかりやすく解説して行きたいと思います。
ウェルスナビの投資結果(運用実績)を公開(2018年2月1日よりスタート)

2018年2月1日に50万円を入金し、ウェルスナビでの運用を開始しました。
毎月2万円分、自動引き落としの設定をしています。
投資開始日 | 2018年2月1日 |
初期入金金額 | 50万円 |
毎月積立金額 | 2万円 |
ウェルスナビの投資結果(運用実績)
リスク許容度は5段階評価で一番高い5(5/5)に設定しています。
2020年3月にはコロナショックの影響を受け大きく下落。その後、徐々に回復しプラス圏に突入しています。
元本 | 元本 | 評価額 | 結果 |
---|---|---|---|
2020/1/1 | ¥940,000 | ¥998,698 | ¥58,698(6.24%) |
2020/2/1 | ¥960,000 | ¥1,008,549 | ¥48,549(5.06%) |
2020/3/1 | ¥980,000 | ¥960,398 | ¥-19,602(-2%) |
2020/4/1 | ¥1,000,000 | ¥811,041 | ¥-188,959(-18.9%) |
2020/5/1 | ¥1,020,000 | ¥917,412 | ¥-102,588(-10.06%) |
2020/6/1 | ¥1,040,000 | ¥1,021,167 | ¥-18,833(-1.81%) |
2020/7/1 | ¥1,060,000 | ¥1,061,392 | ¥1,392(0.13%) |
2020/8/1 | ¥1,080,000 | ¥1,114,842 | ¥34,842(3.23%) |
2020/9/1 | ¥1,100,000 | ¥1,194,345 | ¥94,345(8.58%) |
2020/10/1 | ¥1,120,000 | ¥1,176,886 | ¥56,886(5.08%) |
2020/11/1 | ¥1,140,000 | ¥1,155,886 | ¥15,886(1.39%) |
2020/12/1 | ¥1,160,000 | ¥1,312,763 | ¥152,763(13.16%) |
2020年12月1日現時点では、元本1,160,000円に対して、評価額が1312,763円で13.16%のプラスとなっております。

コロナの影響で、世界経済は今後どうなるだろうね?

長期的に見れば景気は回復すると思うから、今後10年間くらいは引き続き放置で積立を継続していくつもりだよ
投資を開始した2018年からの毎月の結果はこちらです。
2018年に運用を開始した直後に、大きく下落。
2019年12月末には評価額100万円を一瞬突破し、利益はプラスになりました。
\ウェルスナビの公式サイト/
ウェルスナビの配当金(分配金)と手数料の結果

収益だけではなく、ウェルスナビで得ることが出来た分配金と手数料についても見ていきましょう。
これまでの分配金と手数料も見やすいように一覧表にしてみました。
時期 | 配当金 | 手数料 | 配当金と手数料の差 |
---|---|---|---|
2018年 | ¥6,893 | ¥4,963 | ¥1,930 |
2019年 | ¥13,058 | ¥7,468 | ¥2,865 |
合計 | ¥19,951 | ¥12,431 | ¥7,520 |
配当金は再投資されるので、複利の効果で資産増加が進んでいきます。
もちろん分配金の再投資も自動です。

支払った手数料よりも分配金の方が多くもらえるんだね
ウェルスナビの配当金の支払日(スケジュール)
ウェルスナビの配当金に関してはETFごとにもらえるタイミングが異なります。
- 毎月もらえるもの
- 3ヶ月に1度もらえるもの
- 全くもらえないもの
上記の三種類があります。
米国株 (VTI) | 3ヶ月ごと (4半期に1回) |
日欧株 (VEA) | 3ヶ月ごと (4半期に1回) |
新興国株 (VWO) | 3ヶ月ごと (4半期に1回) |
不動産 (IYR) | 3ヶ月ごと (4半期に1回) |
米国債権 (AGG) | 毎月 |
金(GLD) | なし |
人間の脳は、投資に向いていない


残念ながら、人間の脳は投資に向いていないようです…

どういうこと…??
仕事帰りにロボアドバイザー『ウェルスナビ』のセミナーを受講してきた。
・人間の脳は投資に向いていない。
・資産運用の成否は継続次第。
・金融危機が起きても、リスク許容度は維持するべき。
…etc学べる点が多かったので参加してよかった。毎月の積立の投資額アップしよっと。#WealthNavi
— ハラペー@仮想通貨せこいいね! (@harapei2) 2018年2月14日
ウェルスナビの投資セミナーに参加した際、柴山社長がおっしゃっていました。
「人間の脳は投資に向いていない」
ロボアドバイザーは人間の心理とは関係なく、資産運用アルゴリズムによってトレードやリバランスを行なってもらえるので、ミスジャッジをすることがありません。
そのため安心して任せることができるんです。
- 値上がりしている時にもっと上がるんじゃないかと思い、購入すると暴落…。
- 値下がりしている時にはもっと下がるんじゃないかと思い、投げ売りすると上昇トレンドに転換…。
僕自身、これまで投資をしてきて、痛い思いを多く経験してきました。

トレードがあまり得意ではない自分には「ウェルスナビのような感情不要の自動積立投資」が合っていると感じています。
\リスク許容度を無料診断してみる/
ウェルスナビ(WealthNavi)とは?



スマホで気軽に・全てお任せで「長期・積立・分散」を行えます。
- 投資初心者〜中級者
- 時間を効率的に使いたい方
- 安全に資産運用を行いたい方
上記の方に特にオススメのサービスとなっています。

ウェルスナビの会社概要
会社名 | ウェルスナビ株式会社(WealthNavi Inc.) |
会社設立日 | 2015年4月28日 |
資本金 | 37億998万円(2019年5月24日時点) |
代表取締役 | 柴山 和久 |
従業員数 | 80人 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-17-5 シオノギ渋谷ビル12F |
公式Twitter | こちら |
公式YouTube | こちら |
口コミやテレビCM効果、昨今の年金2000万円問題などの影響ありウェルスナビの成長は著しく、
2019年9月5日時点で預かり資産1,700億円を達成し23万件以上の申込を獲得しています。
また、大手の金融機関やベンチャーキャピタルから出資を受け、順調に事業を拡大させています。

ウェルスナビの投資対象

ウェルスナビに資金を入れると何を自動で買ってもらえるの?

下記6つの金融資産に自動で分散投資してもらえるよ
- 米国株(VTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
- 日欧株(VEA:バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF)
- 新興国株(VWO:バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)
- 米国債券(AGG:iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)
- 金(GLD:SPDRゴールド・シェア)
- 不動産(IYR:iシェアーズ 米国不動産 ETF)
ウェルスナビでは上記の手数料の比較的安くて安心できる6種類のETFに分散して投資を行います。
- 株のETFは「バンガード」
- 債権・不動産は「ブラックロック」
- 金は「スパイダー」
どれも信頼できる投資信託運用会社のETFです。
何にいくら投資するかというのは事前に設定した、利用者のリスク許容度ごとに、投資する割合が決められています。
リターン(利益)を得るにはリスクを負う必要があります。
リスク許容度 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
米国株 | 15% | 26.5% | 31% | 35% | 35% |
日欧株 | 5% | 11.9% | 23.4% | 28.6% | 32.9% |
新興国株 | 5% | 5% | 6.1% | 10.3% | 14.6% |
米国債権 | 35% | 35% | 28.2% | 12.9% | 5% |
物価連動債 | 30% | 11.6% | |||
金 | 5% | 5% | 6.8% | 9% | 7.5% |
不動産 | 5% | 5% | 5% | 5% | 5% |
リスク許容度は人それぞれ異なるため、ご自身にあったリスク許容度を選択してみましょう。

僕は世界経済の発展に期待し、リスク許容度を5段階中最も高い5に設定しています。

資金をウェルスナビに入金するだけで、事前に設定したリスク許容度に沿って発注・運用を自動で行ってもらえます。
最適な投資配分になるように自動で調整(リバランス)してもらえることも大きな魅力の一つです。
ウェルスナビのデメリット(リスク)

株式相場の値下がりや為替相場の変動で元本割れする可能性がある

「ウェルスナビで儲かった〜!」

ウェルスナビの運用利回り10%超え!
といった口コミもありますが、ウェルスナビはETFを購入しているため、為替相場の変動の影響を受けます。
また、株式相場の下落などもあれば、投資元本割れしてしまうリスクも当然忘れてはいけません。
ただし、ウェルスナビでは長期投資でなおかつ分散投資を行なっているため、個別株投資と比較すると値下がりは緩やかになります。
どうしても値下がりは嫌だという方は、債権の割合が高いリスク許容度1や2に設定してみるのがおすすめです。
ただしその場合、世界の株式相場が上昇したとしても、値上がりの恩恵は少なくなってしまうデメリットも頭の片隅に置いておきましょう。
ウェルスナビを始めるには10万円以上が必要
以前まではウェルスナビを始めるには最低30万円必要でしたが、
2017年11月より減額され最低投資額は10万円からスタートできるようになりました。
「10万円をすぐに準備できないよ…」という方は、ある程度の余裕資金を貯めてから始めることをおすすめします。
積立は月々1万円から可能です。
ウェルスナビでは株主優待がもらえない
ウェルスナビに関してはETFに分散投資を行なっているため、株主優待はもらうことが出来ません。
株主優待が欲しい場合は、手数料が安くて使いやすい楽天証券などを利用して購入してみましょう。
ウェルスナビでは優待を受け取れませんが、分配金は受けることが出来ます。
分配金は再投資となるため、複利の力を利用することが可能です。
ウェルスナビはNISA口座に対応していない
ウェルスナビはNISA(少額投資非課税制度)に対応していません。
現状、他社の投資一任型のロボアドバイザー投資含めNISAが利用可能なところはありません。
これはもう諦めるしかありませんね…。
NISAのご利用はできません。
当社のサービスは最低投資額を設定させていただいていること、年2回のリバランスが実施されることの2点から、年間累計の買い付け金額がNISAで上限となっている120万円を超えることが多いと想定されるためです。
引用元:WealthNavi公式サイト
始めるまでに時間がかかる
ウェルスナビの公式サイトから登録を行いますが、
- 審査承認後に書類の到着の待ち時間
- 入金してからETFの買い付け
などを考えると始めるまでに2日〜1週間ほど時間がかかる場合があります。
テレビCMの効果もあり、利用希望者が増えて手続きに時間がかかるようになってきているようなので
ウェルスナビでの投資を検討されている方は、登録だけでも早めに済ませておくのが良いかもしれません。
ウェルスナビのメリット(魅力)

ウェルスナビの手数料は1%のみ

ウェルスナビの手数料は、めちゃくちゃシンプル。
年間1%(税抜き)のみです。
預かり資産3,000万円以下 | 年率1%(税抜き) |
預かり資産3,000万円超え | 年率0.5%(税抜き) |
- 10万円預け入れした場合→手数料:年間1,000円
- 100万円預け入れした場合→手数料:年間10,000円
- 5,000万円預け入れした場合→手数料:年間400,000円(30万円+10万円)
ちなみに3,000万円以上預け入れた場合は、
3,000万円を超える部分に関して年率0.5%(税抜き)が手数料となります。
正直なところ自分で金融商品を選択し購入した方が、手数料は少し安くなるかと思います。
しかし、自分に合った最適な商品選択、リバランス、売買手続きの手間、投資にあてる時間の削減を考えると…
1%という手数料は決して高くはないんです。
しかも、手数料以上の分配金がもらえます。(手数料と分配金の内訳は後ほど一覧表でお見せします。)
- 為替手数料0円
- 為替スプレッド0円
- 売買手数料0円
- 自動積立手数料0円
- 出金手数料0円
- 入金手数料0円(振込を行う銀行によっては手数料がかかる場合あり)
入出金の手数料が無料で、手軽にお金の出し入れが行えるため、
銀行預金のような感覚でウェルスナビを利用している人もいます。
手数料の長期割引がある
ウェルスナビを長期間続けることで手数料が割り引かれる仕組みがあります。
半年ごとに、運用している金額に応じて、0.01〜0.02%の手数料が割引になるんです。
最大で手数料が1%から0.9%まで下げることが可能。
200万円以上を運用すれば早くて二年半後には0.9%にすることが出来ます。
ウェルスナビで自動積立投資ができる
毎月一定金額(一万円以上)を決まった日に自動引き落としができるので、
ドルコスト平均法を利用した購入が可能となります。
相場が下がっている時はいつもよりも多く購入でき、相場が上がっている時はいつもより購入する量は少なくなります。

自動積立投資は、最初に金額の設定さえしてしまえば、あとは放ったらかしでOK。
自動積立投資は、家事や仕事で忙しい日本人におすすめのサービスで、時間の節約にもなるんです。
ウェルスナビの安心できるセキュリティ

ウェルスナビはセキュリティや資産管理にも力を入れています。
- 全ての情報や通信を暗号化
- 分別管理により全資産を保護
- 投資者保護基金へ加入
投資者保護基金にも加入しているので、ウェルスナビに万が一のことがあったとしても、1,000万円までは保障されるので、安心してサービスを利用することが可能です。
特定口座(源泉徴収あり)を選択すれば、確定申告が不要
ウェルスナビは登録の際に「特定口座で源泉徴収あり」を選択することによって、
ウェルスナビで得た利益の確定申告を原則不要にすることが可能です。
DeTAX(デタックス)による節税効果

DeTax(自動税金最適化)は税金の繰り延べサービスです。
ウェルスナビを利用することで、配当を受け取ったりリバランスを自動で行った際に利益が発生します。
ポートフォリオの中で損失が出ているETFがあれば、
一旦売却して直ぐに買い戻しを行い利益幅を減少させる動きをしてくれます。
このデタックスの効果によって0.4%〜0.6%の収益効果になるようです。
使いやすくて便利なウェルナビのスマホアプリがある

PCやスマホのブラウザだけではなく、専用アプリからも評価額の確認や、積立金額の変更など各種設定を行うことが可能です。
ウェルスナビの登録手続きが完了したら、実際にアプリをダウンロードして使ってみましょう。
公式サイトで登録する:WealthNavi
Wealthnavi(ウェルスナビ)で自動積立投資を始めた理由
2016年末頃に購入し、放置していた株があり、2018年年初にその株の存在を思い出しました。
2017年は大きく日経平均があがっていたので値上がりを期待してワクワクしながら株価を見てみたら…
購入した時の価格とほとんど変わりませんでした。

やっぱり個別株の投資は難しいなぁ。
この経験がきっかけで個別株へ投資している資金を別の投資へ回すことを考え始めました。
自分が熱中している仮想通貨に資金を回そうかとも考えましたが、
自分の資産のほとんどを仮想通貨で運用しているので少しくらいは分散して運用しようかなと。
投資信託を購入しようかと迷いましたが、
どうせだったら今流行りのロボアドバイザーを利用してみて、リバランスの状況を見て投資の勉強しようかなと思ったのがきっかけです。
まとめ:ウェルスナビの投資結果・メリットデメリット


僕もウェルスナビで資産運用始めてみようかな〜

最近は相場が下落気味だから、タイミング的には良いのかも?
私は引き続き、ウェルスナビで積立を行ないます。
10年以上積み立てる予定なので、短期的な下落は全く気にしていません。
今後もこちらのブログにもウェルスナビの投資結果を書き残していきます。
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